【資源】資源バトル　レアメタルを囲い込め「エコの種」供給しぼる中国 [10/02/02]

　「あの山は採掘で高さが半分以下になってしまったよ」。日本が技術力を誇るエコカーや省エネ家電の生産に
欠かせないレアメタル（希少金属）。その一種であるレアアース（希土類）の世界的産地、中国江西省●州の
山間部で、住民が赤茶けた山を指さした。

　そこには採掘用パイプが放置され、希土類を貯蔵する人工池は空になっていた。

　数年前から業者が一獲千金を狙って群がった。乱開発で地形は変わり、採掘に使う硫酸などの化学物質で環境
汚染も深刻化。「川で魚が大量に死に、漁民と業者の間でトラブルになったこともある」と住民は迷惑そうに
顔をしかめた。

　ところが、この半年ほどで業者は姿を消した。中国政府が資源管理を徹底するため採掘許可量を制限、違法
採掘の取り締まりを強化したからだ。

　◆圧倒的なシェア

　中国は世界の希土類の９７％を産出、圧倒的なシェアを占める。最大の輸出相手国は日本、２位は米国で、
消費電力の少ないエアコンや、パソコンなどハイテク製品に使われている。

　工業の高度化が進む中国でも、希土類の消費量はこの５年で３倍になった。あと数年で消費量が現在の産出量と
同量になるとの試算もある。中国は国内供給を優先して輸出許可量をじわじわと絞り、２００９年は０６年の
４分の３まで減らした。

　希土類は小型で強力な磁石の原料となり、この磁石はハイブリッド車や電気自動車の高出力モーターに内蔵
されている。

　北京市郊外にある相模化学金属（神奈川県相模原市）の工場は約２０年前から希土類の磁石を製造、ＤＶＤ
プレーヤーなどに利用されてきたが、福田英男総経理は「次世代車の登場で、希土類は不足気味」と話す。

（>>2へ続きます）

ソース：SankeiBiz [10/02/02]
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100202/bsc1002020500000-n2.htm

関連スレ
【資源】レアメタル危機の深層　枯渇がありえないこれだけの理由 (DIAMONDonline)［10/01/26］
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1264472872/

（続きです）

　◆軍事用に利用も

　希土類は戦闘機など軍事用にも使われるため、中国国内には「直ちに輸出を禁止すべきだ」との急進的な主張
さえある。日本は危機感を強め、官民一体でベトナムやカザフスタンでの資源開発に乗り出したが、中国依存から
脱却するのは簡単ではない。米国は中国の「囲い込み」を批判、レアメタルなどの輸出制限は不当として世界貿易
機関（ＷＴＯ）に提訴した。

　「中東に石油があるように、中国には希土類がある」。１９９２年に故トウ小平氏が発した言葉が現実感を
増している。（●州　共同）

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　地球の資源に限りがあるのに対し、より豊かで便利な暮らしを求める人間の欲望は果てしない。人口約１３億人の
中国など新興国が急速な成長を遂げ、レアメタルをはじめとする鉱物、農地、水など資源の獲得競争が激化している。

　世界各地の現場を歩き、環境と両立し貧困層にも恩恵が行き渡る持続可能な経済発展の道を探っていく。

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【用語解説】レアメタルと希土類

　レアメタル（希少金属）は鉄、銅など主要金属、金、銀など貴金属以外の流通量の少ない金属を指す。ニッケル、
リチウム、コバルト、プラチナ、ガリウムやレアアース（希土類）があり、電池、液晶、発光ダイオード（ＬＥＤ）
などに使われる。希土類では磁石の原料のネオジム、耐熱性を高めるジスプロシウムが代表的。

●＝章に条の木の部分が貢

（以上です）

1946年2月3日　通化事件

・・・中国共産軍は連行する際、日本人同士を針金でつなぎ合わせた。
多くの日本人は着の身着のままで家から連れ出されたため、零下数十度になる戸外を行進するのは地獄であった。
通化市郊外の二道江から連行された人々には途中で落後するものもあり、落後者はその場で射殺された。

アバターの世界だな。

ダメになっても使える技術を再構成して効率の極みを行くのが技術大国

三菱電機が希土類を必要としないモーターを開発したからもう関係ない

日本の技術で、資源の無いのカバーしてほしいね。

もうイイよ要らなくなった

>>6
よく知らんが最終的にはコストの問題になると思う。

いずれにしても、中国依存は止めるべき。

>>6
レアメタルって、ネオジムだけの事じゃあ無いだろうがw

リチウムイオン電池はコバルトがいる