NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジは2月1日、両社の合併会社として4月1日に設立予定の
「ルネサスエレクトロニクス」の社外取締役に、元 マイクロソフト代表取締役社長で現 慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科教授の古川享氏が内定したことを発表した。
古川氏は、1954年生まれの55歳。1986年にアスキーからマイクロソフトに移り、5年間にわたり代表取締役
社長を務めた。その後も、代表取締役会長や、執行役兼最高技術責任者という立場からマイクロソフトを
支える一方で、米Microsoftにおいてもアドバンスト・ストラテジー&ポリシー担当バイスプレジデントなどの
役職を兼任した。
2005年にマイクロソフトおよび米Microsoftを退社。2006年より慶応義塾大学 デジタルメディア・コンテンツ
統合研究機構教授、2008年より慶応義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授を務めている。
NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジは、古川氏を選任した理由として、「ハイテク分野に詳しく、
グローバルなビジネスをリードして来られた」と説明している。
また、両社は、国内の販売機能を受け持つ会社として発表していた「ルネサス販売」の社名を「ルネサス
エレクトロニクス」に変更することも発表している。
※ルネサス エレクトロニクスの役員人事はソース元を参照してください。
▽ソース:マイコミジャーナル (2010/02/01)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/02/01/038/index.html