東京証券取引所は2日、ディスクロージャー(情報開示)に積極的に取り組んでいる上場企業を顕彰
する2009年度の「上場会社表彰」の選定結果を発表した。決算短信で次期見通しやリスク記載な
どが充実していたとして協和発酵キリンが表彰されたほか、コマツ、富士電機ホールディングス、TDK、
ホンダ、商船三井、全日本空輸の計7社が選ばれた。
また、08年4月1日〜09年3月末の新規上場企業を対象にした「ディスクロージャー新人賞」には、
大幸薬品とアクセルが選ばれた。
市場の立場から上場会社として望ましい規範を示したとみなした企業を表彰する「企業行動表彰」は、
資生堂、マブチモーター、ソニー、角川グループホールディングスの4社。株主総会議案の議決結果の公
表を他社に先駆けて、実施してきた点が評価された。
選定は公認会計士や証券アナリストらで構成する「上場会社表彰選定委員会」(座長・伊藤邦雄
一橋大学大学院教授)が行った。
■ソース
MSN産経ニュース(
http://sankei.jp.msn.com/ )[2010.2.2 14:37]
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100202/biz1002021441017-n1.htm