【知的財産】ACCS中川氏「ゲームソフトも映画著作物」…映像が進化・動画も多くDLは違法との見解 [01/28]

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1きのこ記者φ ★
権利者に無断でアップロードされている音楽や映像を、著作権を侵害した配信で
あると知りながらダウンロードする行為が違法となった。
いわゆる“ダウンロード違法化”を盛り込んだ改正著作権法が、2010年1月1日に施行されたためだ。

ダウンロード違法化の対象となる著作物は「デジタル方式の録音又は録画」(改正著作権法第30条)。
一般的には携帯電話向けの“違法着うた”や、ファイル共有ネットワークにアップロードされている
映画やアニメ、音楽などがそれに当たるとされている。

一方で、最近ではニンテンドーDS用ゲームソフトの海賊版配信も問題となっているが、
“コンピュータープログラム”については、現状ではダウンロード違法化の対象として明示されていない。

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)では以前より、コンピュータープログラムの著作物に
ついても対象にすべきと訴えており、この点については文化審議会の法制問題小委員会において
議論される予定となっている。

しかし、ACCSで法務担当マネージャーを務める中川文憲氏は、現行の改正著作権法においても
「ゲームソフトは、ダウンロード違法化の対象に含まれる」と主張する。
ゲームソフトは“映画の著作物”に該当するため、ダウンロード違法化の対象とされている“映像”に
含まれると解釈できるのだという。

● ゲームソフトが映画とみなされた「パックマン事件」とは
中川氏が指摘するように、ゲームソフトは過去の複数の裁判で、映画の著作物に当たると判断されている。
例えば、喫茶店を経営する企業が「パックマン」を無断複製したゲーム機を喫茶店に設置していたとして、
販売元のナムコが損害賠償を求めた「パックマン事件」(東京地方裁判所、1984年9月)などが有名だ。

パックマン事件の判決では、「映画の著作物」の要件として、
1)映画の効果に類似する視覚的または視聴覚的効果を生じさせる方法で表現されていること、
2)物に固定されていること、
3)著作物であること――を挙げ、パックマンの映像は映画の著作物に該当するとされた。

こうしたことからACCSは、パックマンでさえ映画の著作物に該当するのだから、グラフィックが進化し、
動画シーンも多く含まれている現在のゲームソフトであれば、当然、映画の著作物に該当すると説明。
違法にアップロードされたゲームソフトのファイルを、違法と知りつつダウンロードする行為は違法であると
主張しているわけだ。

>>2以下に続きます)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/20100127_345192.html
http://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/345/192/accs02.jpg
2きのこ記者φ ★:2010/01/28(木) 13:17:09 ID:???
(続き)

● 「三國志III」は対象外? PC用ソフトも今後の検討課題
ただし、すべてのゲームソフトが「映画の著作物」とは言い切れないという。
例えば、「三國志III」の登場人物の能力値を変更するプログラムが、同一性保持権を侵害するか
どうかが争われた「三國志III事件」では、映画の著作物性が否定されている。

理由は、三國志IIIは静止画像が圧倒的に多く、動画が用いられているのはごく一部分だったためだ。
アニメーションがなく、静止画像が大半を占める文学ソフトなども、映画の著作物には該当しない可能性が高いという。

このほか、PC用のビジネスソフトなども映画の著作物には該当しない。
ACCSでは引き続き、会員企業の著作物であるコンピュータープログラムを保護するためにも、
ダウンロード違法化の対象にコンピュータープログラムを盛り込むことを要請していくとしている。

● 文化庁も「ゲームソフト=映画の著作物」との見解
中川氏によれば、ゲームソフトがダウンロード違法化の対象に含まれるということについては、
改正著作権法が施行される前に、文化庁著作権課の担当者から説明を受けていたという。

文化庁著作権課の川瀬真氏は、「一般的にゲームには『プログラム』の側面がある一方で、
『映画の著作物』としての側面もあるというのが通説」と前置きした上で、映画の著作物に該当する
ゲームソフトもダウンロード違法化の対象に含まれると説明する。

しかし、前述したように、コンピュータープログラムの著作物が、ダウンロード違法化の対象となる
著作物になるかどうかについては、現在も法制問題小委員会の検討事項とされている。

ダウンロード違法化が検討された私的録音録画小委員会の報告書にも、ゲームソフトを含むコンピュータープログラムが、
ダウンロード違法化の対象に含まれるという記述はなく、法制問題小委員会での検討結果を待つことになっている。

この点について川瀬氏は、「過去の判例でもゲームの映像が映画の著作物に該当することは確立されているため、
私的録音録画小委員会では特に触れなかった」と話す一方で、「わかりにくいと指摘されればその通りで、
私的録音録画小委員会でも説明すべきだった」としている。

(以下略)
3名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:17:58 ID:R86rX8d5
何それこわい
4名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:20:37 ID:I+DoUjBE
ウィニーつこうたのって、ここの職員だったっけ?
5名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:22:58 ID:eq3wFf4r
テトリスの何所に映画的要素があるのか説明してもらいたい
6名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:24:46 ID:w9ncFdb9
windowsエアロは映画の効果に類似しますか?
7名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:25:37 ID:/wTl7BMi
別にワレザーの肩持つわけじゃないが、
その理屈は無理ありすぎるだろ。
8名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:28:49 ID:i1VSUk/5
映像がとても美しい一本道進むだけの某ゲームソフトのことですね、わかります
9名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:29:09 ID:pr3d0a9x
ACCSとJASRACの痴話喧嘩にハッテンするのかな〜
10名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:34:41 ID:vx9sKoq3
微妙なとこじゃない?入れるつもりならデジタル方式の録音録画みたいな表現せず
映画及び音楽の著作物の複製って書くだろうし。むしろ外すためにあんな表現になったのかと。

ただ検討課題ではあることは否定しないけどね。
11名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:40:57 ID:vAjR78bz
だからどうしてアップロード側を糾弾しないの?
もしくはカスラックみたいに動画サイト自体から利益を徴収すればいいじゃん。

ダウンロードが違法だったらネット自体できなくなるぜ。

放映されることによる宣伝効果も無視しているところが毎回ムカつくね。
ダウンロードされた動画がきっかけで関連商品やゲームを買う可能性だって十分有るだろ。
日本のクソゲーが海外で売れる可能性だって有る。

ダウンロードが違法だというのは図書館で本を見るのが違法という論理と同じだ。

12名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:41:28 ID:p1Gf2m0S
そもそも現行の著作権法が権利者保護と公正な利用の天秤を保っているかというとものすごく疑わしいが、
悪法も法なりという前提で考えれば、ゲームソフトも違法DLに該当するのは当然。
13名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:42:45 ID:BfVUzmo5
>『映画の著作物』としての側面もあるというのが通説

通説?


今度は、ゲームソフトにも私的録音録画補償金を課すのか?
コピーそのものが出来ないのに!!!
14名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 13:53:44 ID:7jV/+1VG
一度日本のコンテンツ業界が崩壊すればこんなアホなことはやらなくなるでしょ^^;
15名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 14:16:41 ID:ICQuPlDY
ゲームがなぜ映画の著作物となったのか、というと
まったく異なるプログラムを使って、視覚的に同じゲームを作ったとして、それが著作権の侵害にあたるかどうか、
という問題を解決するためだ。
まあ、既存の著作権の枠組みに当てはめようとするとしっくり入らない部分もあるが。
16名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 14:20:57 ID:f4wTxzyX
珍説すぎるw
17名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 14:23:17 ID:p1Gf2m0S
>>15
それもあるだろうけど、
そもそもの発端はソニーが中古販売を禁止するために、
権利消尽しない映画の頒布権を主張したからじゃなかったっけ?
18名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 14:24:01 ID:ICQuPlDY
>>16
いやほんと。
連続した映像がどうこうというのは後からつけたした、というか、映画の著作物だからそういう条件を満たしているはずだ
という論理で整理しなおした結果。
ソースはその辺の著作権関係の本。適当に読め。
19名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 14:24:11 ID:MgcF39ug
>>16
珍説どころか、パックマンのゲームが映画の著作物と認定されているのだから
パックマンより音楽動画がふんだんに使われている今のゲームがそうじゃないと言うほうが難しい
20名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 14:35:30 ID:+Wm0wirM
穴だらけの法改正だなあ
割れソフトを潰さないんじゃ意味がない
21名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 14:42:34 ID:gtLQQSlK
映像じゃなくて音楽扱いならどうだろう
22名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 14:42:48 ID:BfVUzmo5
もし、ゲーム画像が映画として著作権の保護を受けるなら、
例えば、パックマンもメーカーの設定に沿って動かさないと、
「作品を改変した」ということになってしまうのでは。
23名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 17:15:33 ID:A8psVS1C
無理な3D化作品が増えて中小ゲームメーカーが無くなっていくのかね
無理に映画の範囲を広げずにゲームで分類をつくればいいだけじゃん
24名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 17:37:13 ID:RI1tMe2C
中国に言ってこい
内弁慶はもういいよ
25名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 17:42:05 ID:2PptKObD
>>24
国が違うのにどうやって日本国内の法律を適応するんだよ
26名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 19:40:07 ID:RI1tMe2C
抗議くらいはできるべ?
27名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 20:05:54 ID:GPLkeAId
こうやって変に無理矢理こじつけるより、最初からゲームのDLも違法にすればいいんじゃないの?
28名刺は切らしておりまして:2010/01/28(木) 21:01:47 ID:IsxoZ5io
>こうやって変に無理矢理こじつけるより
ところが判例上全然こじつけでもないのがミソ
29名刺は切らしておりまして:2010/01/29(金) 03:00:45 ID:jWoO0VMt
(`・ω・´)だったらツタヤでゲームもレンタル始めてください。
30名刺は切らしておりまして:2010/01/29(金) 03:16:44 ID:o23+tRdH
>>29
それって結構儲かりそう
RPGは延滞料かなりかかるんだろな
31名刺は切らしておりまして:2010/01/29(金) 07:42:43 ID:19tQYAqd
>>29-30
GEOではとっくにゲームレンタルしてる
32名刺は切らしておりまして
DSのソフトはゲームではなくゴミである。
すなわち dd if=/dev/urandom of=foobar で生成したファイルと等価で
「映画の著作物」どころか著作物ですらないゴミなのである