ロシアのアルミ世界最大手UCルスアルが27日、香港証券取引所に上場した。
同取引所にロシア企業が上場したのは初めて。これを受け、旧ソ連各国の企業が
今後、香港での上場を検討するとみられる。
ルスアルは、今回の新規株式公開(IPO)で22億4000万米ドル(約2000
億円)を調達。同社幹部は同日付の香港紙・星島日報に掲載されたインタビューで
「ロシア、ウクライナ、カザフスタンなどの多くの企業がわが社に倣い、香港で
上場するだろう」と語った。
ルスアルは約150億ドルもの債務を抱え、返済問題が複雑なため、香港の証券監督
当局はIPOで売却対象を原則として機関投資家に限るとの条件付きで、上場を承認した。
◎ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010012700754