シャープが地球温暖化やリサイクル問題などをテーマに全国の小学校で実施している「環境教育授業」
受講児童が堺市の小学校の授業で10万人を超えた。平成18年から環境問題を分かりやすく教えるため
社員らを小学校に派遣しており、5年目の今年、実施校も延べ1500校を超えている。
堺市中区の市立土師小で15日行われた授業に、4年生91人が参加して10万人を突破した。授業では、
同社員と気象キャスターの南利幸さん(44)が講師を務めた。
南さんは、スライドを使い身近にいるセミやチョウの生息地域、サクラの開花時期の変化などで温暖化の
進行や自然に及ぼす影響を解説。続いて二酸化炭素と普通の空気に赤外線をあててどちらが早く温度が
上昇するか実験した。
また、同社の社員は家電製品のリサイクル工場で使う選別機の仕組みを磁石を使い説明した。授業に
参加した福本君(10)は「実験や絵が面白く分かりやすかった。家でも電気を節約して使うようにしたい」と
話していた。
▽ソース:産経関西 (2010/01/20)
http://www.sankei-kansai.com/2010/01/20/20100120-019512.php