工業炉メーカーの宮本工業所(富山市)は18日までに、三菱重工業長崎造船所(長崎市)
に超高温の大型連続熱処理炉を納入した。最高1200度に加熱し、発電用ボイラーのステン
レス製パイプの強度を高める。製品をローラーで搬送しながら一貫して処理する世界最大の
炉という。成長の見込まれる原子力、火力発電向けに需要増を見込む。
三菱重工業が稼働した炉は全長80メートルで、出荷前の仕上げとして、製品を加熱し、
冷却、製品の取り出しまでの作業を連続で行う。炉幅が4メートルあり、大型製品を一度に
処理できる。
ソース:北國・富山新聞ホームページ
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20100119305.htm