【コラム】巨大ショッピングセンター、造りすぎのツケが今:流通業界は飽和状態是正を [10/01/18]
511 :
名刺は切らしておりまして:
日本の再開発プランは完全に破たんしてます。この事に気付いていない自治体が
いかに多い事か?
駅を高架駅にして、周辺に高層ビルと高層マンションを建てる。
全国何処でも同じような再開発プラン。何かと高層オフィスビルとホテル、高層マンション
物販店を造る事が目的で、後の運営は考えていません。
街に行く楽しみが無い。郊外のイオンが楽しさを持ってる。シネコンやフード
コートや子供が遊べる場所がたくさんある。街中にもそういった要素を取り
入れないと誰も来てくれません。ここは、キャナルシティような物を造らない
限り街の再生は不可能と思います。
現在国が押し付けてる再開発プランを見直さなと、あちこちに幽霊ビルができる
可能性がある。今後、オフィス人口は増えないし、再開発ビルもキチンとした
コンセプトでやらないと、テナントがつきません。ついても売り上げが上がらず
どんどん撤退していきます。高層マンションもガラ空きのオフィスビルとガラ
空きの再開発ビルしかない所のマンションを買う人はいません。
実際、そういった危機に直面してる自治体は多いと思う。今後、新幹線が開通
する都市は要注意です。土建利権優先で実態の無い物ができる恐れがある。
そうなると、中心市街地はゴーストタウン、新幹線駅前は幽霊ビル群、郊外住宅
は老人ばかり。ショピングセンターは街づくり3法により、新設、更新できず
ボロボロ。
今の政府の政策は商圏人口60万以下の都市を滅ぼす政策です。
これした流れを見て行くと確実に地方都市は滅びます。政府が大都市感覚で
日本を見ている証拠です。
まあ、門司港、唐戸、小樽、リバーウォーク周辺のような独自の開発をした
所は救われますが。
何か、非難が多いリバーウォークには、人が多いしテナントの中にも人が入ってる
ます。これは、キャナルについても言えます。