【電機】三菱電機、エレベーター管理システム開発…省エネ運行制御=電力1割減[10/01/15]

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1依頼@台風0号φ ★
 三菱電機は14日、消費電力量を最大10%削減できるエレベーター管理システムを開発した、と発表した。
複数のエレベーターを同時に管理した上で、乗車率などから優先度を自動調整し、効率的な輸送を実現する。
4月から国内外で販売を始める。景気の後退で世界的にビル新築需要が縮小しており、三菱電機では
既存ビルを対象に保守分野を強化することで事業拡大を目指す。

 三菱電機は、エレベーターの時間ごとの乗車率や乗車時間、乗り場での待ち時間などのデータを抽出・分析し、
独自にパターン化した。これをベースに複数を一括して省エネ運行制御できるソフトを開発した。

 従来の制御ソフトは、乗車率などに関係なく、利用者の待ち時間を最小にすることを優先に設計されている
ため、エレベーター全体の消費電力を増加させるケースが多かったという。新ソフトでは、上層階に行こうと
呼び出した際に近くを運行するエレベーターがあったとしても乗車人数が多い場合は、電力を多く消費するので
これを避ける。そして乗車人数が少なく、電力消費を抑えられるエレベーターを自動的に選ぶ仕組み。

 待ち時間は1〜1.6秒程度増えるが、利用者には不便を感じさせないという。エレベーター4台が
設置されている16階建てのビルで実証したところ、1日の消費電力量が最大で10%削減できる効果を得た。

■保守サービス 差別化で強化

 三菱電機が新たな制御ソフトを展開するのは、ハード(機器)から保守サービスといったソフト事業の強化を
打ち出す必要性に迫られているためだ。エレベーター市場は潜在的なニーズがある新興国向けも含めて、
世界的に需要が足踏みしている。中でも日本国内は頭打ちで、2009年度の出荷台数も前年度比23%減の
1.7万台に低下する見込み。10年度も横ばいで推移する見通しだ。

 台数の増加が期待できないため、「既存のエレベーターを対象に遠隔操作サービスなど付加価値を
提供できるかが勝敗を分ける」(日立製作所)という。三菱電機は、国内エレベーター市場シェア(台数)で
29%を握り首位に立つものの、27%の2位日立との差はわずか2%。三菱電機としては今回の省エネを
切り口にした制御ソフトで差別化を図りたい考えだ。

 新ソフトを世界最大の市場である中国で積極展開し収益の柱にすることができれば、エレベーター事業の
成長につながる。

▽ソースSankeiBiz (2010/01/15)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100115/bsb1001150507003-n1.htm
2名刺は切らしておりまして:2010/01/18(月) 01:00:07 ID:MxUz3bLc
そもそもエレベーター作んなきゃいいんじゃね?
3名刺は切らしておりまして:2010/01/18(月) 01:42:01 ID:U1bDSiDW
ソースコード開示
4名刺は切らしておりまして:2010/01/18(月) 02:26:02 ID:sE6uYq/l
最近大型案件は東芝や日立が多いな。
三菱どうした
5名刺は切らしておりまして:2010/01/18(月) 03:28:07 ID:U1bDSiDW
>>4
アレバと提携してるし、そのアレバは北海道の日本製鋼と特約してる。
6名刺は切らしておりまして
三菱電機の偽装請負は合法