オランダのビール大手ハイネケンは11日、中南米で最大の飲料メーカーである
フェムサ(メキシコ)のビール部門を買収すると発表した。
引き継ぐ債務なども含めて買収総額は53億ユーロ(約7100億円)。
成長が見込めるメキシコやブラジルなどで営業基盤を拡大するのが狙いだ。
米国への輸出拡大も視野に入れている。
フェムサもハイネケングループに20%を出資。資本・業務提携を通じ、
欧州での販売拡大を目指す。
世界のビール業界では、インベブ(ベルギー)が、バドワイザーで知られる
米アンハイザー・ブッシュを買収するなど合従連衡が相次いでいる。
◎ソース
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100111-OYT1T00634.htm