企業・自治体 エコカー普及で連携強化 愛知県 PHV導入で弾み(09/12/29)
トヨタ自動車は12月、「エコカーの本命」と位置付ける「プリウス」のプラグインハイブリッド車(PHV)を発表した。
これに合わせ、愛知県内の企業や自治体がPHVや電気自動車(EV)の普及に向けて連携を強化し始めた。
中でもPHVは2年後の市販を視野に入れており、トヨタの「おひざ元」での取り組みは注目を集めそうだ。
トヨタは2010年前半にかけて、プリウスPHVを日米欧で合計600台納入する。
国内は約230台だが、このうち愛知県内の企業や自治体は50台弱と全体の2割に達する。
独自に導入するケースが増えれば、この比率はさらに高まる。
官民連携に当たるのが「あいちEV・PHV普及ネットワーク」。経済産業省の事業で、愛知県が取りまとめ役を務める。
三菱自動車の岡崎工場がある岡崎市は、すでに同社のEV「i―MiEV(アイミーブ)」で実証実験に乗り出している。
愛知県など自治体はPHVを公用車として利用するほか、イベントを通じて認知度を高める。
中部電力やサークルKサンクスは営業車などに使う。ネットワークの参加者は県内各所に充電器を設置。
官民でインフラを整え、利用者の声を吸い上げる考え。
サークルKサンクスの中村元彦社長は「エコカーの普及率向上を念頭に、コンビニエンスストアが持つインフラの役割を探りたい」と話す。
中部電は今後、PHVとEVを年間約100台導入。20年度末には計1500台と民間で最大規模になる見通しだ。
自治体で独自の取り組みが目立つのが「環境モデル都市」の豊田市だ。PHVの導入台数は20台と突出するほか、
太陽光発電による充電施設を設置。二酸化炭素(CO2)を全く排出しない「ゼロエミッション」を目指す。余った電力は電力会社に売る。
充電システムを開発した豊田自動織機はPHVの車載充電器も手掛けており、充電したエコカーを住宅の蓄電池として利用する
「スマートグリッド(次世代電力網)」のシステム構築も視野に入れる。
ソース:NIKKEI NET 中部版
http://www.nikkei.co.jp/chubu/news/arc3452.html ※依頼ありがとうございます
◆ビジネス+スレッド作成依頼スレ★73◆
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1260448239/863