★ABB、ロンドンの地下鉄の送配電設備を7千万米ドルで受注
(@Press) - (チューリッヒ、2009年12月18日発表) - 電力とオートメーション技術のリーディングカンパニー、ABBは、
ロンドン市の公共交通を担う交通局(Transportation for London)から、ロンドン地下鉄向け大容量拠点変電所の
建設を7千万米ドルで新規受注しました。
エッジウェアロード変電所は、地下鉄への電力供給を改善し、新型車両の導入を支援するための計画の一部となります。
ABBが担当するプロジェクトは、2012年に完了する予定です。
「現代都市の鉄道網は、効率的で安定した電力供給が求められます。ABBには、技術力に加えて、世界中でこのような
プロジェクトの設計、管理をしてきた実績があります。ロンドンの地下鉄のプロジェクトもその1つで、我々は、鉄道網の強化に
貢献できることを大変喜んでいます。」と、ABBパワーシステムディビジョンの責任者、ピーター・ロイプは述べています。
ABBは、変圧器、22kV(キロボルト)および11kVの配電盤を納入し、変電所の設計、供給、設置、試運転を行ないます。
さらにトンネルとダクト内に、延長約20kmの22kVおよび11kV電力ケーブルを敷設します。同プロジェクトの一環で電力品質の
調査も実施されます。
ロンドン地下鉄の、サークル(環状)、ディストリクト、ハマースミス、シティ、メトロポリタンといった各路線は、2010年の中ごろまでに、
新型車両の運用を開始する予定です。新しい車両は、老朽化した車両と入れ替えられ、乗客の収容人数を増やし、
空調や電子表示などのサービスが充実することになっています。
■ABBについて (
ttp://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。
環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに
提供しています。
■ABB株式会社について (
ttp://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野に
わたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして
約750名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。
ソース:asahi.com 2009年12月24日10時8分
http://www.asahi.com/business/pressrelease/ATP200912240004.html