独フォルクスワーゲン(VW)との資本提携で合意したスズキ。
提携の真の狙いは「来年80歳を迎えるカリスマ経営者、鈴木修会長兼社長が退いても、
会社がおかしくならないようにするための土台づくり」(関係者)とみられている。
強烈な個性でスズキの礎を築いてきた男が、会社を次の世代にバトンタッチするため、
集大成の大仕事に打って出る。
銀行マンだった鈴木氏は1958年、スズキの2代目社長の鈴木俊三氏の娘婿となり、
この年にスズキに入社。78年、社長に就任した。
社長就任3年目の81年には、インドにいち早く進出。今でこそインドは中国と並ぶ有望市場となっているが、
当時は社会主義色が色濃く、階級制度のカースト制度などもあり、進出にはかなりのリスクが伴った。
スズキは現在、インド市場で50%近いシェアを占め、最近になって同国に注目し始めた
他メーカーの追随をまったく許さない存在に。インドは同社の根幹事業だ。
「私は中小企業のオヤジです」が口癖。
中小企業のオーナー経営者のような強烈な個性でスズキを引っ張っていった。
2000年にいったん会長に退いたものの、昨秋のリーマン・ショック以降の不況で、
経営力が求められるようになり、昨年12月、会長兼社長として復帰した。
その後、今年6月に、長年のパートナーだった米ゼネラル・モーターズ(GM)が経営破綻。
12月には、28年間にわたる提携関係にピリオドが打たれた。
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>>2以下に続きます)
http://www.zakzak.co.jp/economy/company/news/20091225/cmp0912251632004-n2.htm 関連スレ
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