2010年までに資本主義は爆発的に崩壊する。ラビバトラ・1943年生
本書は1994年10月初版発行です。15年前の経済予測の著作です。
出版社: 総合法令ISBN-10: 4893464035
http://www.horei.com/book_4-89346-403-5.html ←今、必読の書。出版社は在庫切れ。
「1978年に私は一冊の本を書き・・・・この本のなかで私は・・・・2010年までには
資本主義も終焉すると明言したのです。」この本18ページ。
「資本主義が2010年までには崩壊するという予測について、その時期が早まることはあっても、
それが起こらないことはありえないと、私は確信しているのです。」この本62ページ。
1971年に米国はドル紙幣と金の交換を停止した。(各国の紙幣も同様にただの紙切れになってしまった。)
以後、米国は金塊を失う心配がなくなり、ドル紙幣の印刷しほうだい。
しかし、ドル為替本位制はまもなく終焉をむかえる。(通貨とは、つきつめれば稀少金属)
出版本で32年先を言い切るとはすごい。
宇宙意識は存在している。瞑想修行を通して啓示を受けたヒンドゥー教徒の経済学者。
1929年10月の米国大恐慌、株の信用取引のルールが甘く、信用収縮がおきた。あえていうなら、株暴落大恐慌であった。
実は米国大銀行の資本は大した毀損はなく、健全経営の範囲内の黄信号程度であった。
当時の資本主義は、国家は市場に介入すべきでないという原則で、今の公的資金投入とか、国家の企業救済策とかいうものは無い。
労働者へのセーフネットの考えもない。米国中小企業の倒産は多数であったが、それでも大企業は結構、生き延びた。
大銀行の破たんといえば、1931年5月オーストラリアのユダヤ系大銀行クレジットアンシュタルト。
(破たんしたリーマンブラザーズ証券もユダヤ系)
米国発から1年7月後の、この破たんで、世界的大恐慌にひろがった。1931年9月、英国は金本位制を放棄。
現在は、すでに大恐慌。(公的資金あり、会計ルールの変更、禁じ手だった金融政策もOK。)