【産学連携】マイクロソフト、国立高専機構と包括協力関係を締結--高度IT人材育成目指す [12/19]

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1ライトスタッフ◎φ ★
独立行政法人国立高等専門学校機構とマイクロソフト株式会社は18日、実践的で
国際競争力のある高度IT人材の育成を目指し、「Microsoft Education Alliance
Agreement」を締結した。

Microsoft Education Alliance Agreement(以下、MEAA)は、ワールドワイドで
実施しているマイクロソフトと公的教育機関との包括的な協力協定。
マイクロソフトのテクノロジやプログラムを通じ、学生のテクノロジへの興味を
喚起し、可能性を実現できる力を習得するための質の高い教育を提供できるよう、
マイクロソフトと教育機関が協力するプログラムだ。

ワールドワイドでこのプログラムを担当している米Microsoftワールドワイド
エジュケーション担当バイスプレジデントのアンソニー・サルシト氏は、
MEAAについて次のように説明する。

「仕事柄、世界中の教育機関、政府関係者と会うことが多いが、『教育こそ、
経済成長の根本』という意見をよく耳にする。Microsoftとしても同じように
感じており、このようなアライアンスは、そのためのチャレンジをするための
第一歩となる。提携の内容は国によって異なり、例えばメキシコでは高専のような
機関と合意を締結したが、米国では各学校と結んでいる。提携相手は、むやみに
数を増やすことを目的としているのではなく、集中的に投資し、優秀な人材育成を
進めていくことにしている。この提携を機に、高専機構と協力し、学生の皆さんに
インスピレーションを与え、新しいイノベーションを生み出してもらいたい。
当社は全世界の学生が参加する技術コンテストImagine Cupを開催しているが、
高専の学生さんには2010年にポーランドで開催予定のイベントを皮切りに、
毎回イマジンカップに参加してほしい」

高専が提携を結んだ背景を、独立行政法人国立高等専門学校機構の林勇二郎理事長は、
次のように説明する。「現在、独立国立高等専門学校機構では、第2期中期経営目標
期間を迎え、地域に根ざし、なおかつグローバルな教育を目指して活動を進めている。
今回の提携により、共通のITプラットフォームを持つことは、スケールメリットを
持ちながら、日本では地域に根ざした教育を果たしやすい環境が整ったと感じている。
この度の提携を機に、国の高等教育機関としての役割をさらに強化していきたい」

※長文記事のため、以下割愛。

◎マイクロソフトのニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3794

◎独立行政法人 国立高等専門学校機構
http://www.kosen-k.go.jp/

◎ソース
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091218_336905.html