【暮らし】激安『訳あり食品』にダマされるな [12/19]

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1ライトスタッフ◎φ ★
■年末年始料理

いまやすっかり市民権を得た「訳あり食品」――。年末年始の料理もこれで安く上げたい
ところだが、インチキも少なくない。

「味も質も高いのに、キズや脚折れなんかで安くなっているのが、本来の訳ありですが、
なかには安物を訳ありと称して、かえって高く売っていることも少なくありません」
(消費アドバイザー)

これでは安物買いのナントカもいいところ。損をしないための訳ありの見分け方はない
のか。

■通販

まず、期間や数量が限定されておらず、いくらでも注文に応じられるような売り方は
要注意。そんなに大量に訳あり商品が出るはずがないからだ。また、安すぎるのも
避けた方がいい。脚が折れたカニやヒゲの取れたイセエビでも、調理をして出す
料理店などはほぼ通常価格で仕入れる。

安すぎるのは、訳ありでなくても「モノが悪いから」(水産会社関係者)である。

タラバガニなら1キロ6000円以上、ズワイガニは脚・爪・肩肉の部分だけで1キロ
5500円以上、数の子は100グラム550円以上、マグロの大トロは養殖ホンマグロ
で100グラム1000円以上ならまず間違いがない。

■築地

魚市場には以前から「欠け」「アニキ」と呼ばれる「訳あり」があった。搬送中に
折れてしまったり、仕入れから日がたってしまったもののことだ。

「この時期は数の子の“折れ”が売られるね。その名の通り、数の子の折れちゃった
やつだよ。劣等品を交ぜて売ってたりするから、粒の大きいのを並べてる店で、
100グラム600円ぐらいのを買わなくちゃダメ。タコ? そんな訳ありはないね。
訳ありっていって、べらぼうに安かったら再冷凍だよ。脚が7本しかなかったら
別だけど……」(築地場外市場店員)

訳ありなら何でもお得というわけではないのだ。

◎ソース
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_food__20091219_2/story/19gendainet05020795/