国連専門機関の万国郵便連合(UPU)は11日、インターネット上の住所である
ドメインを管理する非営利の国際組織ICANNとの間で、郵便関連サービスを
展開する事業者など向けの新ドメイン「.post」を創設することで合意したと
発表した。国連機関がドメイン名の管理にかかわるのは初めて。
UPUは今後、新ドメインの使用を認める事業者の選定基準を策定。この基準を
満たした事業者を対象に、来年後半から新ドメインの使用登録を開始する。
新ドメイン運営費用を賄うため、登録事業者に年間300〜500スイスフラン
(2万6000円〜4万3000円)の負担を求める。
UPUは、今後策定する基準を満たした事業者だけに新ドメインの使用を認める
ことで、悪質な業者を排除し、ネットを活用した郵便事業の信頼性向上を図りたい
考えだ。
◎ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009121101051