中興化成工業は、フッ素樹脂を使った建築物向け膜材料の民生用途への展開を強化する。
このほどカーポートユニットの開発に成功。近く本格上市する。同社はこれまでも不燃で防汚性能にも
優れるフッ素樹脂製障子を市場に投入しており、主力のスポーツ会場用の大型構造物向けに
続く用途を立ち上げることで、膜材料事業の一層の拡大を推進する。今回開発したカーポートユニットは、
ガラス繊維(GF)で強化したフッ素樹脂を用いているため汚れにくい。ポリカーボネート(PC)や
ポリメチルメタクリレート(PMMA)製と比べて壊れにくいことも特徴となっている。
▽ソース:化学工業日報 (2009/12/11)
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200912/11/01402_2131.html