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http://www.chibanippo.co.jp/news/world/economy_kiji.php?i=nesp1229562331 東電、海外で原発建設を検討 アジアで事業拡大目指す
2008年12月18日10時05分
東京電力は17日、アジアの新興国中心に原発を建設するなど、海外での
発電事業拡大を検討していることを明らかにした。日本の電力会社が海外で
原発の建設を目指すのは初めてで、国内の電力需要が伸び悩む中、新たな
収益源にしたい考えだ。
米国や中国で新規建設計画がめじろ押しの原発をめぐっては、東芝や日立
製作所など日本の原発設備メーカーが世界で受注合戦を展開。原発の運営
全体のノウハウを持つ東電が参戦すれば、世界の原発業界で日本勢の存在
感が増しそうだ。
東電は、経済成長に伴って電力需要の伸びが期待できるベトナムやインド
などを有力な進出先として想定している。現地の電力会社と合弁で事業に
乗り出す可能性がある。
新興国に日本の先進技術を導入することで、原発の安全性確保や、温室
効果ガスの削減にも貢献できると判断している。
2008年