東京商工リサーチ高松支社が4日発表した2009年11月の四国地区の企業倒産状況によると、
合計の負債総額は1643億6500万円に上り、1995年8月の1313億5000万円を上回り単月ベースで
過去最高となった。24日に穴吹工務店が会社更生法の適用を申請したことが主因となっている。
足もとでは連鎖倒産は限られているが今後、倒産件数が増える可能性があると分析している。
11月の倒産件数は32件で、前年同月と同じだった。
穴吹工務店と関連会社であるエイシィカンパニーグループ、穴吹ハートレイの負債総額は約1500億円と、
11月分のほとんどを占めた。95年8月に負債総額が膨らんだのは香川県の不動産業であるセンコー産業が
倒産(負債額1260億円)したためで、11月の負債総額急増は不動産関連企業の破綻という構図で95年8月と同じだ。
ソース:NIKKEI NET [09/12/05]
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20091204c6b0402404.html