【証券】東証が増資手法「ライツ・イシュー」の利便性向上で上場ルール変更へ=関係筋 [09/12/04]

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1依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★
 東京証券取引所[TSE.UL]は、企業の資本調達の1つの手段である「ライツ・イシュー」
の利用を促すために、上場ルールの一部を見直す。複数の関係筋が4日、明らかにした。
ライツは公募増資と異なり、既存株主の利益の希薄化を回避できる手段として欧州などで
実施されているが、日本ではルールの使い勝手が良くないことなどから利用が進んで
いない。未曾有の増資ラッシュによる希薄化への懸念も日本株低迷の一因とされており、
東証は企業が増資する際の選択肢を多様化したい考えだ。利用拡大に向けては金融商品
取引法なども見直す必要があり、金融庁も関係法令の整備に向けた調査を始める。

 複数の関係筋によると、東証は早ければ年内にも「有価証券上場規程施行規則」の
一部を変更し、実施する方向で検討している。「ライツ・イシュー」は、既存株主に
新株予約権を無償で割り当て、株主が資金を払い込んで予約権を行使すれば株式を受け
取ることができる方法。増資後の株式数は増えるが、既存の株主すべてに新株予約権を
割当発行するため、既存株主の利益の希薄化を回避できる。

 しかし、割り当てられた株主が予約権を行使しなければ、企業はその分の資金が調達
できなくなる。このため現在でも、株主が行使しない分の予約権を他者に売却しやすく
するよう、予約権を上場する仕組みが用意されている。

 ところが、現行ルールで上場できるのは、予約権1個に対し株式1株を発行するケース
に限られている。東証は、商品設計の自由度を高めるねらいで、この規程を削除する。
これによって、例えば予約権10個に対して1株を発行する新株予約権でも上場が可能に
なり、柔軟性が高まる。

 金融庁も、大規模増資による希薄化の問題に注目し、ライツ・イシューが希薄化対策と
して位置付けられるかの調査に入る。上場ルールの変更だけでは、利用が広がるか
不透明だとして、金融商品取引法や会社法における制約を見直す必要があるとの指摘も
出ている。当局への届出や株主への通知などで制度上、一定の期間が必要とされており、
機動的に資金調達したい企業にとっては障害になっているとされる。

<以下略>

ソース:Reuters
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK035834220091204
2名刺は切らしておりまして:2009/12/07(月) 22:38:47 ID:MlQ6t70H
初めての2げと
3名刺は切らしておりまして:2009/12/08(火) 00:27:18 ID:VBB0n7PH
いや、今でも既存株主に新株予約権を無償で割り当てるのは可能だけど、どこもやらないじゃん?
増資する側にメリットが薄すぎるし、たぶんあまり使われないと思うよ。
4名刺は切らしておりまして:2009/12/08(火) 00:29:31 ID:nGZFQyhy

「増資をやることは悪いとは思わない。成功者をねたんだり、能力のある者の足を
 引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」
  (ニート)

「増資なんていつの時代でもある。じゃあ三菱UFJの増資はいくらなんですかと
 言ったら終わっちゃう話なんだよw」
  (ネット右翼)

「企業淘汰が進むとみんなが豊かになっていく」
  (ゆとり学生)

「増資があるにしても、増資をした会社が倒産したり銀行取引を停止されたりはしていない」
  (期間工)

「リストラクチャリングと倒産のどちらがいいか、ということ」
  (転売厨)

「減収、減益には、せめて実直な決算だけを心掛けておいてもらえればいいんです」
  (携帯小説作家)

「増資は甘えです!」
  (派遣社員)
5名刺は切らしておりまして:2009/12/08(火) 01:47:32 ID:KenOZUGm
レピュテーションリスクというものもある。
6名刺は切らしておりまして
>予約権を上場

??
新株予約権をネット証券とかで買えるって事かな