名鉄観光サービスは、2010年度の海外重点送客地を中国と香港に設定した。全社で
合計3万2500人の送客をめざす。2009年度も中国へ2万7000人の送客目標をかかげていたが
、景気後退や新型インフルエンザなどの影響で苦戦。2010年度は中国市場に再度チャレン
ジするため、香港とともに重点市場に掲げた。日本から中国や香港へのフライトが多い
ことや、目玉となる上海万博の開催を契機に送客につなげるねらいだ。
団体需要取り込みでは、中部営業本部で「アジアとくとくキャンペーン」を継続して
取り組む。価格訴求ではなく、内容を重視した「喝采の味プラン」や「アジアなホテル」
などの商品を充実させることで他社との差別化をはかる。個人旅行では、東京、大阪、
名古屋共通となる上海や香港などのパターン商品を積極的に展開する。
ソース:トラベルビジョン
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=43145