ロボットメーカー各社が次世代多関節ロボットを一斉に市場投入する。安川電機は片腕7軸の
アームを備えた双腕ロボットの小型機を発売。シュンク・ジャパン(東京都大田区、高野基一郎社長)は、
多関節のアームに多関節のハンドがセットになったロボットを発売する。ドイツのKUKAロボターは
2011年にも、最大で自重と同じ重さまで持てる7軸ロボットを日本で発売する。いずれも産業用と
サービス用の境目にある製品で、将来の新規用途開拓につなげるのが狙い。
安川の新型双腕ロボットは、可搬重量5キログラムのアームを2本備える。従来同20キログラムと
同10キログラムの2機種のラインアップだったのに対し、より小型化。新型コントローラーとの併用で、
より高精度な動作が可能。電気機器など小物製品の組み立てや搬送用途を想定する。
▽ソース:日刊工業新聞 (2009/11/26)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120091126aaaj.html