11月17日(ブルームバーグ):資産家ジョン・ポールソン氏が率いる米ヘッジファンド
運営会社ポールソンは投資家向け四半期リポートで、米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)
について、評価損の減少に伴い2011年末までに株価が約2倍に上昇するとの見通しを示した。
ポールソンのリポートは、資産と預金額で米最大の銀行BOAの株価が11年末までに
29.81ドルに上昇する可能性があると予想。「各銀行は2012年には現在の評価損サイクルを通過、
成長の視界が開けるだろう」と分析した。BOA株の17日終値は15.77ドル。
ポールソンは今年、方針を転換し、住宅金融でも米国最大手の1社であるBOAに投資。
昨年、ポールソンは米住宅市場に逆張りし、推定25億ドルの利益を上げた。ブルームバーグ・
ニュースが入手した同リポートの写しによると、ボールソンの金融機関の持ち分ではBOAが最大。
290億ドルを運用するポールソン氏は昨年、ヘッジファンドのポールソン・リカバリーを創設、
住宅ローン評価損計上で財務内容が悪化した金融機関への投資に乗り出した。当局への届出に
よると、7−9月期末時点での同社のBOA持ち株は1億6000万株(時価総額27億ドル)。
ポールソンの広報担当アーメル・レズリー氏は投資資産に関するコメントを控えた。
ソース:bloomberg [09/11/18]
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920018&sid=a94t.d0aFhYY 関連スレ
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