【金融】日本での導入論に議論活発化「マイクロファイナンス」のメリット・デメリット [09/11/12]

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1本多工務店φ ★
貧困層に対し融資を行う「マイクロファイナンス」の日本における導入論が議論を呼んでいる。
画期的な金融システムのメリット・デメリットとは・・・。

現在、最も効果的で持続的な貧困削減の手段として、
世界中から注目を集める「マイクロファイナンス」を日本でも導入すべきだ、という意見が各所で出始めている。
9月に発売された『マイクロファイナンス―貧困と闘う「驚異の金融」』 の著者、菅正広氏(北海道大学公共政策大学院教授)は開発途上国だけでなく、
貧困層が拡大する日本でもマイクロファイナンスを取り入れることによって、貧困削減に結びつけるべきだ、と主張し、反響を呼んでいる。

マイクロファイナンスは、開発途上国で生まれた「小額のお金を融資する金融制度」で、担保や安定的な雇用に就いていなくても融資を受けられる。
貧困層に対し、一般に年10%超の高金利で融資しながらもその貸倒率が平均2%以下に抑えた例もあることから常識を覆す画期的な金融制度だといわれる。

なぜ貸倒率が低いのか。それは借り手が収入を生み出す活動・事業を開始・継続できるかを基準に、
融資の申し込み段階から人物像や事業を見極め、生活の相談に乗ったり就業支援などを行うからだ。
たとえば融資対象を零細の酪農家や農家を営む返済意欲の高い女性に絞り、1万〜2万円程度を貸し出す。
融資を受けた者が事業に成功すれば貸倒れを抑えるとともに貧困家庭の自立を促すことができ、貧困対策としても高い効果が上がるのだ。

マイクロファイナンスの代表例としては、バングラデシュのグラミン銀行が有名だ。
2006年にはグラミン銀行とその創設者であるムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞し知名度が高まった。
日本では貧困削減対策として、最低賃金などの労働対策、生活保護を中心にした社会保障制度を実施しているが、
前出の菅氏はこれとは別にマイクロファイナンスのスキームを日本でも導入すべだと訴えている。

すでに米欧諸国も導入済みで、実績を上げていることから、日本での導入論に賛成意見も多いが、
一方でマイクロファイナンスに対しては
「何を起業していいかわからない人や経営能力に恵まれていない人は融資を得ることができない」や
「成功者と失敗者の新たなる格差を生む」などの指摘もある。

それでもマイクロファイナンスは世界中へ拡大しており、貧困対策に効果が出てきているのは事実だ。
約12億人が1日1ドル以下での貧しい生活を余儀なくしている中、
マイクロファイナンスは、06年にカナダで開催された「グローバル・マイクロクレジット・サミット・2006」で、
2015年までに1 億7500万世帯の世界の最貧困家庭(約8億7500万人の家族)にサービスを利用できようにすることを目標として定めている。
所得格差が進む日本でも今後さらに議論が活発になりそうだ。

ソース:MONEYzine
http://moneyzine.jp/article/detail/181424
2名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:12:01 ID:bzYcZSGC
(´・ω・`)え?よくわかんないけど、つまり闇金の合法化と泡姫育成?
3名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:14:53 ID:vPbLFZtU
マイクロってたって、日本じゃまさか一万 二万そこら貸したって無意味じゃね〜の
4名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:17:56 ID:cWML3TRq
また金融工学の悪しき副産物かw
5名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:18:57 ID:bzYcZSGC
>>3
(´・ω・`)それが回収するときになると10万になってるわけですよ。

ワォ It's a magic!!
6名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:19:58 ID:Jr/cOch9
闇金とマルチのあいのこ
7名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:22:36 ID:mREcHtgf
>>5
金儲けのとある側面に、自分でやるより他人にやらせて、それも大量にさせれば利益が出る
というのがある、一人二人に投資しての話じゃないから10倍にも時には化ける
8名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:25:37 ID:bzYcZSGC
>>7
(´・ω・`)いや、そういうことじゃなくて、回収するときに借金額が10倍になってるっていう……ね?
9名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:29:23 ID:mREcHtgf
>>8
借金の債権を転売してるって事でもいいたいのかい
10名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:31:06 ID:f74kjvdC
>>1
なんだサラ金のことか
11名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:32:31 ID:mREcHtgf
別スレにあった、死亡債の変形版にしか見えないが
12名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:37:44 ID:u0AsDw0V
マイクロファイナンスって第三者の連帯保証不要なのか
13名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:38:55 ID:TqTrh/jF
貧しい社会で、少ない元手の立ち上げができるところじゃないと。
日本みたいに成熟したしゃかいではニッチすら掘り尽くされて難しい
14名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:54:59 ID:mREcHtgf
まあ、>>8が言うように、起業したとしても
借金の証文はそのままで金利は取らないが、できた事業資産は全部よこせ、という詐欺がある
ようするにハゲタカ乗っ取り手法だけど
15名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:57:21 ID:9dB5rTjF
biz+もノイズだらけで見る価値もなくなったな
16名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 00:59:19 ID:cvj3Tf8K
経済システムがないが故の貧困と、経済システムに組み込まれているが故の貧困は別物だろうに。
17名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 01:00:36 ID:y7FpiRuU
サラ金じゃん
18名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 01:01:34 ID:mREcHtgf
ハゲタカと書いたが、あれは現在の経済システムの一部根幹にあるイスラムオイルマネー手法のコピーでしょ
貧困地域といってもそういう宗教と無縁では無い、残念ながら
19名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 01:30:40 ID:4vdtIWsg
国金復活、って麻生のやった実質国金を恒久的にすればいいんでないの?
20名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 02:01:56 ID:aG12Xwzo
何かと思えば・・・どうでもいいな
21名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 04:52:39 ID:KGkBkheT
グラミンバンクがどのように資本を調達しているのかを見れば、これがいかに利権にまみれた政策なのかわかるだろうに。
日本でもしやるとして、どのように資本を調達するんだ?
どうせ天下り団体を作って、そこに国がポンと資本をタダでやることを前提にしちゃうんじゃないのか?

本来、資本にはコストがかかる。
出資者から要求された期待利回りというものがある。
これを全く無視してしまえるからこそ、グラミンバンクは成立している。
バングラデシュという最貧国で活動しているからこそ、海外からの援助や政府援助で成り立っているだけだ。
決してビジネスモデルが優れているのではない。
22名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 05:01:16 ID:HjoOJ6Qr
パチンコ行きたいのでこれには大賛成
23名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 05:05:18 ID:eowc5grn
>「何を起業していいかわからない人や経営能力に恵まれていない人は融資を得ることができない」や
>「成功者と失敗者の新たなる格差を生む」などの指摘もある。
こういう発言する奴って頭にウジでもわいてんの?
24名刺は切らしておりまして:2009/11/13(金) 06:53:36 ID:gUG5wB8y
借り手のリスクはゼロとか?
25名刺は切らしておりまして:2009/11/14(土) 22:24:12 ID:ogqQVpYK
サラ金とマルチ商法のあいのこ
26名刺は切らしておりまして:2009/11/14(土) 22:35:09 ID:WUy9F1EJ
既にあるプロミスだの武富士だのと、何が違うんだろう?
27名刺は切らしておりまして:2009/11/14(土) 22:41:06 ID:iiEP8nhd
社会保障がない途上国と日本は全然違うだろ。
途上国から見れば日本の生保世帯は働かずに悠々自適の生活が
出来る王侯貴族のようなものなんだぞ。
マイクロファイナンスより生保申請だよ、日本では頑張らない人に手厚い
国家だから。
28名刺は切らしておりまして
>>1
「金融業界、必死だな www」という感想しか出てこない。

まあ、100万円を貸して(金利によって増えた結果の)500万円を回収する
のは困難だから、1万円を出来るだけ多くの人間に貸し付けて5万円を回収する
方がはるかに楽だからな。返済する金額が5倍になるのは同じでも 5万円を
返せない人間はいない。ところが、1万円程度の屑みたいな金は、一般の人は
わざわざ借りようとは考えない。そこで、たった1万円でも 借りる必要性のある
人間、金に窮した人間…、すなわち貧乏人に貸す、という発想。
そして貧乏人に金を貸す理屈を“マイクロ・ファイナンス”などというカタカナ言葉
によって まるで美徳のことのように宣伝する。これは“サブプライム・ローン”と
全く同じ臭いを感じる。