1位 鉄道(電車)
2位 役所(区役所・市役所)
3位 銀行
4位 病院
5位 郵便局
6位 図書館
7位 路線バス
8位 本屋
9位 ディズニーランド(東京ディズニーリゾート)
10位 薬局
先月、前原国土交通相が打ち出した「羽田空港ハブ化」計画。
同計画については、近隣住民をはじめ、未ださまざまな物議をかもしているが、同案の大きな目的の1つに“空港の24時間営業”がある。
だが果たして国民は、本当に空港の24時間営業を望んでいるのだろうか?
そこで、ORICON STYLEでは、「『24時間営業』になったらいいなと思う、公共または一般施設は?」というアンケートを実施したところ、
1位には【鉄道(電車)】が選ばれ、全体の29%を占めるという結果に。
「空港の24時間化」についてはTOP10圏外となった。
24時間営業を望まれている施設は、10代から40代までの世代別、そして男女別でもダントツで【鉄道(電車)】。
その理由は「終電は仕事、遊びを限定するから」(兵庫県/40代/男性)と、帰宅時間を制限されたくないという意見が圧倒的。
「空港24時間化への受け皿のほかにも、ライフスタイルや労働環境の変化を考えてほしい」(兵庫県/30代/男性)と改善が熱望されている。
続いて「普通の仕事をしている人間には、不都合きまわりない営業時間を改善するべき」(愛知県/30代/女性)と
【役所(区役所・市役所)】が2位に。
同様の理由で【銀行】も3位に登場し、
平日の昼間になかなか自由な時間をとれない会社勤めの人々から、その稼動時間への不満が集中した。
そして4位には【病院】。
「救急車のたらい回しなどが問題になっている今の時代なので。
緊急時に開院している病院を探さなくても、かかりつけの病院に行ければありがたい」(千葉県/30代/女性)、
「夜中に子供が熱を出すことが多いから」(兵庫県/40代/女性)と、
医療現場が抱える “救急患者の受入れ”の問題を踏まえた声も挙がっている。
上位のランキング結果を見ると、より日常生活に密な関わりを持つ施設に対して“24時間化”を望んでいることわかる。
なお、そのほかには「平日は借りたい本があっても仕事が終わる時間に閉館になる」(埼玉県/20代/女性)と、
趣味の時間を大切にしたいという理由で、
6位に【図書館】がランクイン。
さらに「朝焼けの中で遊びたい」(神奈川県/20代/男性)と、
9位には【ディズニーランド(東京ディズニーリゾート)】といったアミューズメント施設も登場するなど、
時には思い切り贅沢に“遊びの時間”を持ちたいという社会人の心の声も聞こえてきた。
【調査概要】
調査時期:10月23日(金)〜10月28日(水)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の10代、20代、30代、40代 男女各125名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
ソース:ORICON STYLE
http://life.oricon.co.jp/70538/full/