【金融】アイフル、記者会見中止へ…再建計画「関連発言できず」[09/11/10]

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27名刺は切らしておりまして
「日本のCDS市場に信用崩壊の声、アイフルADR手続きで (Update1)」11月12日(ブルームバーグ)

消費者金融アイフルの経営再建問題をきっかけに、日本のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場の
信用崩壊につながりかねないとの懸念が浮上している。
債権の損失保証の要件を巡って、デリバティブ業界のルール作りで世界的に権威を持つ
国際スワップデリバティブ協会(ISDA)が判定を下すのに時間がかかっているためだ。

アイフルは9月に事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きによる債務返済猶予を申請しリストラ策を発表した。
同社の倒産などに備えて債権を保証してもらえるCDSや関連商品の取引残高は
最大で16億ドル(約1438億円)に上るが、保証決済は行われないままとなっている。

法律事務所メイヤー・ブラウン(シカゴ)のデリバティブや仕組み商品の手続きの
共同責任者であるポール・フォレスター氏は、
「この状態が長期化して、今後も潜在的に重大な問題点をさらし続けるようならば、
この商品の信用低下につながるだろう」と述べた上で、
「議論の決着に時間がかかるようなら人々は信用保証の価値を疑うようになる」と指摘した。