【資源】南米リチウム争奪戦 塩湖の底に世界の8割[09/11/01]
1 :
やるっきゃ騎士φ ★:2009/11/02(月) 09:09:03 ID:???
ソースは
http://www.asahi.com/business/update/1101/TKY200911010080.html http://www.asahi.com/business/update/1101/TKY200911010080_01.html http://www.asahi.com/business/update/1101/TKY200911010080_02.html [1/2]
パソコンや携帯電話に加え、電気自動車などの充電式電池の材料として、需要が急増しているリチウム。
その資源の8割が集中するとされる南米で、激しい争奪戦が繰り広げられている。
世界有数の電池生産国である日本も、獲得に躍起だ。チリの生産現場を訪れた。
チリの首都サンティアゴから北へ飛行機で2時間。第2の都市アントファガスタから、さらに車で
3時間ほど移動すると、5千メートル級のアンデス山脈のすそ野に延々と砂漠が広がる。
その中に、アタカマ塩湖が見えてくる。
広さは約3千平方キロ。鳥取県の面積に匹敵する。塩湖というが、表面に水がある場所は少なく、
ほとんどは砂まみれになった岩塩の固まりだ。
リチウムは、湖の地下十数メートルに潜んでいる。アンデス山脈の雪解け水などが岩塩層にしみこみ、
リチウム塩などを溶かして塩湖の底に流れ込むのだそうだ。
ここで操業するチリの大手企業SQMは、この水を約200本の井戸でくみ上げる。
サッカー場ほどの大きさの数十の蒸発池にため、約10カ月かけて天日で水分を蒸発させて濃縮する。
水は微妙に緑色を帯びている。水分が蒸発してリチウム濃度が高まるとともに、黄色みを増していく。
SQMの施設では約700人が働く。肥料の生産が主な事業だが、最近は「副産物」のリチウムにも
力を入れる。リチウム濃度が6%になると、アントファガスタ近郊の工場に運び、不純物を除いたあと、
最終製品である炭酸リチウムや水酸化リチウムを製造している。
アタカマ塩湖は標高約2300メートルの高地だが、かつては海だった。
アンデスの造山活動で隆起して海が干上がり、リチウムなどがたまったらしい。年間で雨が降るのは
数日というカラカラの気候も生産を助ける。
SQMの担当者は「鉱石から製錬する方法と違い、我々は水をくみ上げて太陽が照るのを待つだけ。
エネルギーはほとんどいらない。コストが安く、私たちはとても恵まれている」と話す。
SQMは「15年には(燃費の良い)ハイブリッド車、電気自動車の約50%がリチウムイオン電池を
使う」とみる。昨年、炭酸リチウムの生産量を年3万トンから4万トンに増やした。さらなる増産も
可能だ。同じアタカマ塩湖で操業するドイツ系のケメタルも増産の方針だ。
-続きます-
2 :
やるっきゃ騎士φ ★:2009/11/02(月) 09:09:10 ID:???
-続きです-
[2/2]
■安定確保へ日本も必死
リチウムをめぐる獲得競争はすでに始まっている。
世界のリチウムイオン電池は、生産量の半分近くを日本メーカーが占めている。原料のリチウムは
輸入頼り。最大の輸入元がチリで、その多くがアタカマ塩湖で採れたものだ。SQMには、
日本企業の訪問も相次いでいる。
南米は現在、世界のリチウムの5割を生産している。アタカマ塩湖が位置するチリ、ボリビア、
アルゼンチンの国境地帯には、ウユニ塩湖(ボリビア)、リンコン塩湖(アルゼンチン)もあり、
すぐには開発できない「埋蔵量」まで含めると3塩湖だけで世界の8割を占めるとされる。
なかでも、まだ開発が進んでいないウユニ塩湖が注目を集める。
日本の独立行政法人、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と住友商事などがウユニ塩湖での
リチウム開発をめぐり、ボリビア政府と交渉を始めた。経営に参加し、資源確保につなげる考えだ。
だが、ボリビアには「かつて、銀を宗主国スペインに搾取された」との思いがある。ボリビア側は
技術協力や資金援助には理解を示すものの、「開発はあくまで自国のみで」と共同開発には消極的だ。
JOGMECの神門正雄・特命審議役は「なかなかガードは堅い」と話す。
ウユニ塩湖には、日本に次ぐリチウムイオン電池生産国の韓国のほか、フランスも関心を示している。
韓国鉱物資源公社の金信鐘社長は7月末、朝鮮日報の取材にこう言っている。
「これからは海外に直接飛び込み、未来の『リチウム戦争』に必ず勝利する」
◇
リチウム 電池の材料として有望な金属。リチウムイオン電池は軽いうえ、大量のエネルギーを
取り出せる。91年にソニーが世界に先駆けて量産化、パソコンや携帯電話用として普及している。
ハイブリッド車や電気自動車にも利用が広がっており、06年から07年にかけては一時供給不足に
陥った。世界のリチウムイオン電池向けのリチウム需要は、20年には今年の5倍超の2万3千トンに
なるとの予測もある。
-以上です-
SQMの施設にある蒸発池。水はやや緑色を帯びており、豊富な太陽光を浴びて
リチウム濃度が上がっていく=チリ・アタカマ塩湖
http://www.asahi.com/business/update/1101/images/TKY200911010086.jpg “国別リチウムの鉱石生産量”というグラフは
http://www.asahi.com/business/update/1101/images/TKY200911010083.jpg
3 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 09:18:25 ID:TPgix0Bh
しかし これだけでは足りないんだよね
4 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 09:23:11 ID:rBogGm8z
こうした血の滲むような企業努力で獲得した技術・資金を湯水のように他国へバラ撒き、
企業を疲弊させ国際競争力を低下させ国民生活を圧迫する政府
なんていうバカ殿だよ
5 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 09:32:37 ID:Fg3ZWUNJ
ボリビアは外資系天然ガス企業を強引に国有化したりしたからな
6 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 09:34:14 ID:OhwI4Ba5
ε=ε=ε=ヾ(´∀`*)ノ行ってくる
7 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 09:36:39 ID:mYhKJoe8
>>4 韓国って日本の隣にあって本当に幸せな国だよね
チリの
リチうむ
9 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 09:42:55 ID:Y30EzGlO
世界の8割・・・中国じゃあなくて、ほんとうに良かった・・・
10 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 09:46:52 ID:uOhm65zF
ウユニ塩湖の埋蔵量はとんでもないからな。
頑張れよ、住商。
ほんと中韓でなくてよかった
ちょっとアンデス山脈の様子見てくる(´・ω・`)
昔、チリ硝石
今、リチウム
チリ、鉱物資源に恵まれすぎ
アフリカの塩湖を商社がリチウムの採取のために開発してるって
ニュースが前にあったが…、グラフにはその他に含まれるのか?
希少金属の埋蔵量ではアフリカも引けを取らないはずだが…。
15 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 10:06:14 ID:uOhm65zF
>>13 チリが一番恵まれてる鉱物資源は銅だよ。アントファガスタ地方からの産出が
殆どなんだけど、そこは昔の戦争でボリビアとペルーから、グアノ目的に奪った
地域。だからペルーとボリビア、特にそのせいで海岸線を失ったボリビアは
恨み骨髄でチリが大嫌いなのだ。
豆知識な。
>>15 WIKIで前に見たな。意外にも南米って反米意外では隣国同士で仲の悪い国が
多いんだよな。
>>15 今でも、海岸を取り戻した時のことを夢見て、チチカカ湖で海軍の訓練に励んでるそうな
>>16 隣国同士は仲が悪いってのが、古今東西の標準
18 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 10:17:17 ID:YhZoQsJl
日本はチリの上、ペルーの下の方を巾500kmぐらい買っちゃえばいいのに
ボリビアには海までの道路確保してやれば反対はしないだろ
1兆円ぐらいで売ってくれないかなペルーでもチリでもいいけど
ペルーを東西に分割して統治しようぜ!
20 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 10:19:58 ID:uOhm65zF
>>16 どこも仲の良い国なんてない。「ラテンなんて『オラ、アミーゴ!』って陽気
な性格だから仲良しなんだろう」というのは大間違い。国境線関連のの諍い
なんて、どこも過去に起こしていて、腹に一物もってる。
自分と自分の家族のこと以外は全てどーでもよいと思ってるし、笑って嘘
つくのは平気。悪いとも思ってないし、プライド高いから始末が悪い。
中でもチリは更に「俺達はヨーロッパ系だ」って態度を出すから、一番嫌われ
てる。アルゼンチンも「ヨーロッパ系」を自負してるから嫌われてる。白人比率
が多いのはこの2カ国。
結局どこも仲良くはない。
因みにWikiからではなく、マイアミ在住で中南米担当だから、実際に見聞き
した経験からの話。
21 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 10:21:13 ID:YhZoQsJl
巾500kmは買いすぎだな 売ってくれそうもない でも巾100kmなら
売ってくれそうだ
住民もよろこぶと思うけどな
日本から地球の裏側までトンネルを掘れば南米の資源を取り放題になる
23 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 10:40:26 ID:FlkBAW1w
>>22 しかも採取中にマグマの熱で精錬までしてくれる
24 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 10:45:43 ID:22Fv4gH9
ついでに地熱でエネルギー問題も解決だな
リチウムに関していえば、最悪は海水から採取できるので大問題でもなかったり。
採算コストの問題だけだな。
26 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 10:51:14 ID:TtStbLVP
リチウムの次世代の電池が実用になれば、リチウムなんかいらなくなる
カーボンナノチューブを電極に使用できるようになればリチウム電池の
10倍の密度を実現できる
>>26 そりゃそうだろうが、実用になるまではどうすんのよ?
何年後に実用になるん?10年後?100年後?
28 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 11:03:35 ID:ZEnr01zD
>>4 まったくだ、ここまで韓国と中国を育てた
自民の族議員が恨めしいわ。
キックバック目当てなんだろうが。
利権政治家はさっさと消滅しろ。
もう次の電池を考えないとな。
30 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 11:28:43 ID:o4kEVMV9
ウユニ塩湖って雨降ったら鏡になるところだっけ?
乱獲で塩害が酷いって聞いたよ
32 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 11:33:54 ID:TPgix0Bh
中国は自国に産出出来る場所がある
33 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 11:39:45 ID:FEhaoYtL
>>28 戦争が行われていない期間は平和なのではない、単に次の戦争の準備期間だ。
当然のことながら、次の戦争に勝つための競争や謀略や工作は行われる。
韓国と中国は自国の国益のために、当たり前のことをしているだけ。
それに対抗できずにいいようにされるのは、日本国民の自覚が足りてないから。
特定の議員に全ての責任を負わせて解決するような問題ではない。
民主主義国家の政治家というものは、すべからく誰かの利権に縛られるもの。
それが一部業界団体であれ、消費者団体であれ、他国の政治団体であれ。
資金とまとまった票を提供してくれる支持母体は、選挙活動に欠かせないのが現実だ。
韓国や中国に利益供与するのが目的の議員や政党を、選挙で落とせない
日本国民の無自覚、無関心が諸悪の根源。その構造的な問題が解決されない限り
例えば岡田や小沢や鳩山といった一部議員が病死したり、友愛されたりしても
第二第三の売国議員が生み出され権力の場に送られるだけ。
34 :
名刺は切らしておりまして:2009/11/02(月) 11:40:11 ID:vB/d4fv+
リチウムといいつつ、電極に使われているのはコバルト酸リチウム
コバルトが少々いるので、こちらの確保が重要
>>4 ____
/ \
/ ─ ─\
/ ⌒ ⌒ \ ハハッ 文字通り『利血産む』だにょ♥
| ,ノ(、_, )ヽ |
\ トェェェイ /
/ _ ヽニソ, く
>>20 見聞きしたってw ラテン系の女はいいやつおおい
37 :
名刺は切らしておりまして:
青森の馬鹿が公金横領して貢いだ先がチリ人妻だったな