道内企業が従業員の過剰感を強めていることが、北洋銀行の調べで分かった。人員が「過剰」と
答えた企業の割合から「不足」と答えた企業の割合を引いた雇用人員判断DIが、調査した10月中旬
時点でプラス6と、前年同期のマイナス2から上昇。比較可能な2001年以来、最も高い水準となった。
製造業がプラス20で、非製造業のプラス1を大きく上回った。業種別では鉄鋼・金属製品・機械が
プラス29、木材・木製品がプラス24と特に高かった。非製造業では卸売業のプラス27以外は、建設業が
マイナス12、ホテル・旅館がマイナス18と不足感がある業種もあった。建設業は政府の経済対策による
公共事業の増加で受注が増え、人手不足となっている。
地域別では建設業の割合が少ない札幌市でプラス15と高かった。道北や道東ではマイナス。お歳暮
商戦に向け、水産加工業でパートの雇用が増加している。
ソース:nikkei net [09/10/23]
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20091022c3c2201a22.html