【コラム】作家のクラブ通いにも「定額制」の波 [09/10/22]
1 :
依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★:
作家と呼ばれる人種は日頃どんな所で酒を飲んでいるのか。担当編集者や版元の
重役とともに銀座や六本木の高級クラブ、俗にいう“文壇バー”に繰り出し、派手に
飲み歩くというイメージを持っている読者も少なくないはず。しかし、こうした現象は
過去の遺物となった感が強い。出版不況の度合いが日増しに強まる昨今、夜の文壇
事情にも確実に異変が生じている。今回の時事日想は「経費」という切り口で出版界の
苦しい事情に触れる。
■衰退顕著な“文壇バー”
「この壁のシミは、◯△先生が担当編集者を殴ったときに付いたものよ」――。
数年前、作家デビュー間もない筆者が版元幹部に連れられ、銀座の某クラブに繰り
出したときのこと。店のママが筆者を店の隅に案内してくれた。壁紙には黒く変色
したシミ(恐らく血痕)が残っていたのだ。
このお店こそ、既に他界された大作家が泥酔し、担当者を投げ飛ばして大けがを
負わせた有名な現場だったのだ。シミ見学の後は、筆者の母親と同年代とおぼしき
ママから、店に集う多数のベテラン作家にまつわる逸話・伝説、あるいは文壇バーでの
立ち振る舞いをお教えいただいた。
筆者は自身の嗅覚で安い飲み場所を探すことが好きなタチ。また、あまりにも高名な
先達が集うお店の故、この文壇バーを再訪問する機会はなかった(多分、今後もない)。
こうした文壇バーに出入りするのが夢だったと何人もの先輩作家から聞かされたが、
先に触れた通り、こうした由緒正しいクラブやバーから、最近急速に客足が遠のいて
いるのだとか。
その理由は明解だ。8月20日付の時事日想「経費ゼロに耐えられるか……記者は自腹
取材で鍛えられる」でも触れた通り、業界大手を中心に、「猛烈な経費カット作戦が
展開されている」(某誌編集長)からに他ならない。
ソース:Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/22/news004.html
2 :
@@@ハリケーン@@@φ ★:2009/10/22(木) 23:56:40 ID:???
>>1のつづき
この銀座の老舗クラブのような店は、「経費を湯水のように使えた時代ならいざ
知らず、最近は大きなイベントの打ち上げ時くらいしか経理が領収書を受け取って
くれない」(同)という。
お叱りを承知で言えば、多くの作家は執筆に追われ、引きこもりがちとなる。
編集者が気分転換にと作家を誘い出し、夜の街でストレスを発散させ、モノカキの
滋養を補給してこそ次なる作品へのエネルギーが湧いてくるはずなのだが、昨今は
こうした慣習がつとに減っているようだ。
■ニーズをとらえた“定額制”
とはいえ、「夜のクラブ活動」が根絶やしになったわけではない。最近、とみに
注目を集めている銀座のクラブがある。なぜこのクラブが注目を集めているかと
言えば、その答えは「定額制」にある。
「老舗文壇バーの多くは、代金がいくらになっているのか全く把握できず、請求書が
届くまでビクビクの日々が続く」(某文芸担当編集者)ことが常だった。が、この
新興クラブの場合、「1人当たりいくらできっちり精算してくれる明朗会計がウリ」
(別の文芸担当者)なのだという。
この店は、数年先までスケジュールが詰まっているある人気作家が頻繁に出没する
ことでも知られる。「センセイに執筆依頼する目的で出入りを始めたが、存外に
安かったので常連になった」(同)との声も少なくない。
3 :
@@@ハリケーン@@@φ ★:2009/10/22(木) 23:57:37 ID:???
>>2のつづき
文壇バーに限らず、昨秋のリーマンショック以降、銀座や六本木界隈の高級クラブは
急激に売り上げを減らしている。そんな中、都内各地の繁華街では高級クラブの
何割かが「定額制」にシステムを変更し、客の確保に躍起となっている。こうした
流れが、出版界ご用達のお店にも波及し、経費削減の渦中にいる編集者たちのニーズを
がっちりとらえたわけだ。
「あの店(件の新興クラブ)がナンバーワンになった」……とは某大手版元の編集
幹部の弁。ナンバーワンの意味する所はこうだ。経費節減に躍起となっている同社
経理部は、経費が使われたレストランやクラブの明細を毎月社員向けに公開している。
かつては先の項で触れたような文壇バーがランキング上位にいたが、最近はこの新興
クラブが常に上位をキープしているという。一方で、「作家を遊ばせ、自身も夜の街で
情報を仕入れて仕事に生かすというかつてのスタイルは、2度と復活しないかもしれない」
(編集幹部)との本音も漏れ聞こえてくる。
誤解を恐れずに言えば、作家や編集者は遊んでナンボだと筆者は考える。実際、
筆者自身も夜の街で拾った世間話が創作のヒントにつながるケースが多々あったからだ。
しかし、業界全体が経費削減という大波に萎縮し始めると、作家や編集者の遊びの
のりしろが減り、ひいてはこれが作品に悪影響を及ぼすのではないか。大酒飲みを自認
する筆者(ほとんど自腹飲み)は、真剣に夜のデフレ現象を憂いている。
-以上-
4 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 00:01:30 ID:tEGYsvzb
ふーん
5 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 00:03:52 ID:qwzPOumH
作家って結局文壇界っていう世界に閉じこもってるだけだよね
外に出ろよ。
ほおほお
会社のお金で遊ぶって言うのはやっぱりおかしいと思うのだが
8 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 00:14:01 ID:AzUVoKHk
酒好きにはいいのかもしれんが
つまらん業界なんだな
9 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 00:16:30 ID:MM5n5jaD
その点、文壇や編集者とはきっちり距離を置く
村上春樹の姿勢は好感が持てるのだった。
10 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 00:17:27 ID:rLSLMPnf
脚本家も糞みたいな奴しかいないし。ドラマつまんねー
11 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 00:17:47 ID:zWs7BRIl
日々、縮小する文壇界(笑)
に投資して、どうやって回収するの?
金にならないから捨てられたんじゃないの?
遊ばせて本当に金になるんなら、投資するだろ情考
それやって金になるのは春樹くらいじゃ・・・
>7
「銀座のクラブで豪遊するのが大好きな作家の○○先生を口説いて来い。
ただしお前がクラブで一緒に遊んだ分の経費は認めない」って言われて
おかしいって思わない奴のほうが珍しい。
そー言えば集英社が5億円脱税してたな
作家との打ち合わせと称して、社員の飲み代を取材費で計上してさ
>>1 作家が遊びが必要なのはともかく、なんで編集者にも必要なんだよwwwww
゛身から出た錆゛て言葉を出版社は知っているのかな^^
てか、今生きている作家で文豪と称されるに値する人物っているのか?
村上春樹は少なくとも値しない。
17 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 03:38:21 ID:PCNIAjBS
だよな。
今の作家で、ぜひ読みたい、って人がいないんだよ
中島敦みたいなの出てこないかな
携帯ショーセツがあるだろw
19 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 04:54:57 ID:dKyb0cJj
20 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 05:09:06 ID:JYvM75aA
流行劇作家だった梶原一騎は酒癖が悪く担当の出版社編集長に暴行を加え重傷
を負わせている。
この編集長は梶原よりさらに大柄な剣道五段で立ち向かえば梶原の方が危ない
と周りは思っていたので、梶原にはそれも気に入らなかったらしい。
21 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 05:23:26 ID:NRsEgv7M
自費で行け
>>17 中島敦? 結構買いかぶれし過ぎな作家だと思うが。
あの時代の読者には、あの程度でもだませたんだろうけど。
23 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 05:50:00 ID:ZDesBwHQ
誰か島田雅彦についても話せよ
経費使えない編集者なんか、ただのサラリーマンよりタチが悪い。
>>16 文豪か否かは別にすれば、筒井康隆なんかは大作家的イメージだな
26 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 09:37:59 ID:1bU3ZK/F
ヌキの無い店に大金つぎ込む意味が分らん
おっさんはクラブがすきなんだよなあ。俺には意味分からんが。
最近は値切ることも出来るようになったが、座って5万ってバカらしいだろ。
これに指名してボトル入れてフルーツ食べて、アフターに連れ出して
タクシー代渡したら一人10万超えるもんなあ。
28 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 11:09:37 ID:oT/RUvvm
そんでこの筆者ってだれよ?
>>23 俺は、島田雅彦とは新宿の飲み屋で3回ほど会ったことがあるよ
どうってことない中年男だな
料理が趣味なのか、ときどきカウンターの中に入っていたな
それから、あまり金はなさそうにみえたな
結局座っただけでウン万、の高級クラブから、時間制で
明朗会計のキャバクラに流れてる、てことだよね。
31 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/23(金) 22:48:01 ID:Vfm26b3O
渡辺のことだろうなw
よくこの手の話になると出てくる
安っぽい男だと新幹線の件でマイナスイメージがついてしまった
なにが文壇だ。お高くとまりやがって
今は漫画・ライトノベル・アニメ・特撮に才能が流れてる
三条陸より人間の機微や人生の悲喜劇をうまく描ける奴が文壇に何人いるんだよ?
おそらく1人もいないね
定かな話ではありません
ただ、右派のマスコミ攻撃の砦として本は利用されていました
んなバカなと思うかもしれませんが、中国からすれば文壇に
上げられたものは消すのが厄介だっただけのようですが
環境の変化も色々ありますが、政権交代してそっちも資金が
苦しいところ増えるんじゃないですかね、なんとも言えませんが
今みたいにネットがなかった頃は・・。
マスコミどうしたのかとか授業そっちのけで政治の話
ばかりする日教組の教師とかいろいろ疑問に思っても
もやもやとしたままだったなぁ。
あ、それとクラブやキャバクラとは別かw
俺は銀座なんて飲みに行ける身分じゃない。
しかしお水板の銀座関連スレを見てもクラブ衰退、
キャバクラ増加ってのが流れとしてあるようだ。
さすがにビジ板でこの手のスレは伸びないな
作家の仕事イメージがあまりに実感しにくいんだろう
つーか、薬物(アルコール)中毒患者の放蕩浪費なんぞ、
自己責任ってのが今世紀の常識だからじゃねぇのか?
SEとして小説家雇ってる企業もありますよ
言語不明瞭なプレスリリースはそういう仕手の 作品 です
38 :
Ψ:2009/10/24(土) 18:09:07 ID:lNSAtTlo
39 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/24(土) 19:44:30 ID:9FobCZ8M
>>32 >今は漫画・ライトノベル・アニメ・特撮に才能が流れてる
ん?鳥山明、庵野秀明以降タレントが出てない業界なのに?
Q.「国立大」っていうけど、やっぱりどこも難しいの?
A.いいえ、ピンキリです。
実は二次試験の偏差値で60を超える国立大は非常に少ないです。
しかも最近は国立も私立と同様に推薦・AOによる入学者を増やしています
Q.でもセンター試験で5教科あるから大変ですよね?
A.レベルによります。
英国数社理の5教科で7割取るのと、英国社で8割取るのとはほぼ同じ労力です。
センター試験に限らず、レベルが上がるほど労力に対する成績の伸びは鈍化します。
Q.国立大の二次試験は記述式だから難しいんですね?
A.これもレベルによります。
例えば一橋大などの超難関大と山梨大など地方国立大とでは、誇張でなく難易度に
大学入試と高校1年の中間テストくらいの差があります。
Q.「国立大」と人括りにするのは難しい?
A.はい。東大・京大のように難易度も高い上、二次科目数も多い大学と、地方国立大
や教員養成大学のようにセンター試験と簡単で科目数も少ない二次試験の大学とでは
比較自体にも無理があります。