通信機能を強化した「RXファミリ」第二弾、ビル管理や産業機器等向けに32
ビットマイコン「RX62Nグループ」「RX621グループ」を製品化
― 当社従来製品比で約2倍の高処理性能を実現、かつイーサネットコントローラ、
USB 2.0、およびCANの各種通信機能搭載により、機器の高性能・高機能化、
小型化に貢献 ―
株式会社ルネサス テクノロジ(本社:東京都千代田区、取締役会長:塚本克博)は、
このたび、今後の当社マイコン事業の中核を担う「RXファミリ」マイコンの第二弾
製品として、ビル管理(空調・照明・入退室管理)、FA機器などの産業機器や、
OA(POS周辺)機器など、様々な通信機能を必要とする用途向けに、通信機能を
強化した32ビットフラッシュメモリ内蔵マイコン「RX62Nグループ」「RX621
グループ」の合計2グループ、7品種、31型名を製品化しました。2010年1月
から順次サンプル出荷を開始します。
「RXファミリ」は、新CPU「RX」を搭載し、当社既存の16ビットおよび
32ビットのCISC (Complex Instruction Set Com
puter)(注1)マイコンを統合する次世代マイコンであり、高速・高性能を
追求した製品群「RX600シリーズ」と低電圧・低消費電力を追求した「RX200
シリーズ」の2シリーズを展開します。
第二弾製品の「RX62Nグループ」「RX621グループ」は、「RX600
シリーズ」の高性能に加え、イーサネットコントローラ、USB 2.0およびCAN
(注2)を搭載しており、多種多様な通信機能が要求されるビル管理、FA機器などの
産業機器間の通信や、OA機器間の通信I/F用途での高性能、高機能および小型化が
図れます。
<以下略>
ソース:NIKKEI NET
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=234519&lindID=1