【家電】シャープ、COMPAL(台湾)に北米向けの液晶TV生産を委託か [10/22]

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1ライトスタッフ◎φ ★
中国紙の報道によると、台湾の受託生産大手企業コンパル(Compal Electronics
=仁宝電脳)がシャープから北米市場向け液晶 TV 生産を受託した模様だ。

シャープの液晶 TV はこれまで殆どが自社工場による生産で、台湾市場向けの
一部製品が台湾の関連会社である SAMPO グループによって生産されていたに過ぎない。
今年9月、SAMPO グループ関連会社のトップが「シャープは全世界レベルでの開発、
経営戦略の見直しを進めており、今後は SAMPO が液晶 TV の受託生産を行うことは
なくなる」と表明していた。コンパルへの生産委託はこうした戦略見直しの一環と
みられる。

コンパルはノート PC 生産量でクアンタ(Quanta Computer=広達電脳)と世界1、2位を
争うトップ企業で、この数年は液晶 TV の受託生産事業に力を入れている。コンパル
関係者によると同社の2009年度液晶 TV 生産量は350万台に達する見通しで、主に北米、
日本、アジアの一部市場向けに製品供給を行っているという。また、同社は顧客の
さらなる要望に対応するため、今後はメキシコ工場向けに半完成品の輸出を開始する
ほか、新たに東欧でアッセンブリー工場を建設する計画を進めている。

◎シャープ(6753) http://www.sharp.co.jp/

◎コンパル(Compal Electronics=仁宝電脳)
http://www.compal.com/index_En.htm

◎ソース
http://japan.internet.com/finanews/20091022/3.html

◎関連スレ
【家電】シャープ、堺工場で第10世代の液晶パネルの出荷開始…生産能力は月7万2000枚へ引き上げ[09/10/19]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1255966700/
2名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 12:34:03 ID:3xuDgDOp
値段で韓国勢に対抗するにはこれしかないね
3名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 12:35:07 ID:MlVRaqaL
同級生で金春ってヤツいたわ
4名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 12:42:18 ID:eWhypZNS
パネルはどうするんだろ?
堺製のパネルを利用できるんならいいが
5名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 13:15:49 ID:3MthRscX
>>2
今でもキムチ液晶より安いんですが
6名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 13:17:48 ID:wxsegF5k
コンパルは液晶モニターの生産でも世界的大手だし、稼ぎ頭のノートPC受託
生産事業に受託生産世界最大手のフォックスコンが本格参入して、台湾の
受託生産業界にあった暗黙の了解での棲み分けを打ち壊した事への反撃の
意味合いもあると思う。

>>4
北米向け廉価モデルは今まで通り台湾パネル。
中級品の大型や高級品は堺のパネルでしょう。
日本向けは従来通り。
7名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 13:48:54 ID:0YDO8APo
なんか、シャープ、最近ダイナミックだな。
パナソニックは別の方向見てるし。
ソニーなんかにゃ、まかしておけん。
底力はあるのに、サムソンに笑われてる東芝。
液晶と太陽光パネルで世界一のシェアーを目指す、迷い無き気概を感じるぜ。
8名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 16:05:27 ID:mx+satKE
これはいい
台湾は裏切らない
9名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 18:01:16 ID:H/Ftz9Qr
台湾は日本の友好国。みんな大事にしろよ
10名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 19:56:05 ID:F2RXSUJT
台湾は日本に再併合を希望したほうが
いろんな面でうまくいきそうだけどな。
11名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 20:00:24 ID:JOm8gfFT
これでも「亀山モデル」です
12名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 20:01:11 ID:CtDDSV+c
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/dp/pdf/MMRC84_2006.pdf

2-2. 日本企業が台湾へTFT液晶の生産技術を移転した背景
後発の韓国TFT液晶企業は、1998年のIMF通貨危機の影響を受けて資金繰りが悪化したため、パネルを低価格で販売し、
一躍市場シェアを拡大した。4 ウォン安で部材の仕入れコストが高騰したにもかかわらず、売れ行きの好調はそれすら相殺した。
日本の液晶企業は激しい価格競争にはとても追いついていけず、迫り来る韓国液晶企業の脅威に晒されて、厳しい事業環境に直面した。
また、日本企業を台湾への技術移転に踏み切らせたもうひとつの側面がある。96年頃までの台湾は、TFT-LCDのほとんどを
日本から購入していたが、韓国メーカーがTFT-LCDの量産化を始め、低価格な製品が台湾に売り込まれるようになったのである。
当時韓国製のDRAMが台湾市場にも浸透し、日本製品のシェアは低下していた。韓国製のパネルが大量に流れて、ノートPCの
生産量が急拡大する台湾市場を席巻する恐れがあるため、これを阻止するには台湾で生産するしかないという判断が、
技術供与に由縁したと思われる。
2-3. 日台TFT液晶メーカーの協力関係
通貨危機が大きなきっかけとなり、日本液晶企業はついに台湾企業と手を組むようになった。
そして台湾企業が長期間にわたり日本企業へ積極的なアプローチを続けた結果として、

3 陳泳丞(2004)『台湾的驚嘆号-台日韓TFT世紀之争』、参照。
4 三星電子はIMFが発生する寸前に新世代のプラントへ投資を行ったため、2000年以降の生産シェアの確保に大きく影響した。
一方、LGはIMFによる資金難がきっかけとなり、フィリップスと合弁でLGフィリップスLCDを設立した。

台湾液晶産業の発展と企業戦略

ようやく1997年、三菱電機と中華映管がTFT-LCDの技術提携契約を交わした。これを機に、東芝、日本IBM、松下電器やシャープも
次々と台湾への技術移転に踏み切った。「このIMF危機がなかったら、台湾は容易にこの産業に参入できなかっただろう」と
HANNSTARの副総経理である楊界雄氏は語っている。5 こうしてTFT-LCDの量産技術を手に入れた台湾企業は、
日本と比べればかなり遅いスタートだったが、急速な追い上げを見せ、2004年では世界生産シェアの38.2%を占めるに至っている。
日本企業が台湾企業に技術移転したことによって得たのは、単なるライセンス費による利益だけではなく、生産コストを安く、
且つ大量生産できる製造パートナーの確保である。一方、台湾企業も、技術移転に伴う学習や現場指導を受け、短時間で歩留まりを上げ、
獲得した技術をしっかりと根付かせた上で、その後さらに発展させることができた。このように、効果的に技術提携を行うことによって、
対立を避けた精妙な国際分業体制が築きえたのである。
13名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 20:03:22 ID:CtDDSV+c
韓国に対抗しようとして台湾と組んだらあっという間に技術を習得されて日本は転落
次々液晶パネル生産から撤退していったの巻き
14名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 20:05:17 ID:rAYt8rLP
>>10
立派に独り立ちしてるじゃないか。
失礼なことを言うな。
15名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 20:18:03 ID:N9FOZdmY
いつのまにかPC用液晶最後の砦だもんな台湾。

デッドラインはLG。

完全なる死はサムチョン。
16名刺は切らしておりまして:2009/10/22(木) 20:23:35 ID:p6yn+uWg
XXは日本人にしか出来ないとか文化、民族優位論唱えてもあっという間に習得される。
米作りの伝統とからめてDRAMで日本絶対強を説いてた80年代が懐かしいw
17名刺は切らしておりまして
不況でこれだけのダメージ受けたんだから
シャープも変わらなきゃいけない時なんだな
がんがれ