【地方経済】川勝・静岡県知事「知事らは国から財源をどう取るかばかりに執心、失望した」…全国知事会後に [09/10/10]

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135名刺は切らしておりまして
川勝知事が全国知事会脱会を検討 「出席に値せず」
10/14 07:44
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20091014000000000010.htm

川勝平太知事は13日の定例会見で、国と地方の協議機関の法制化や国の出先機関廃止をめぐる全国知事会の対応を
強く批判、「いまの状況は出席するに値しない」と述べた。全国知事会からの脱会を検討し、自ら新しい知事連合の結成を
目指す考えを示した。

協議機関のあり方について、川勝知事は▽何をテーマに協議するか▽地方代表は知事会か市町村なのか▽決定事項の
実行をいかに担保するか―が未確定と強調し、「地方分権をどのようにするのか議論がないまま、法制化して何をするの
か」と疑問を投げ掛けた。

こうした現状を「知事会にはポリティシャン(政治屋)はいるがステーツマン(高潔な政治家)はいないという印象」と分析した。
「やる気のある知事が、アジアの中の日本、世界の中に日本を考えるスタンスに立つ」ことを提案した。

知事会が国の出先機関の原則廃止を掲げていることに、川勝知事は「出先機関が蓄積してきた地域の情報や、国と地方
の協力関係は財産」と反論し、むしろ国の権限や財源、人材を地方に移す受け皿にすべきとした。陳情合戦を避けるため
にも各地域(ブロック)の知事が各出先機関と議論する体制を構築することが現実的との持論を展開した。

川勝知事は、知事連合の構想を「まだどなたにも話していない」としつつ、「有志と地域主権国家というものに向け運動した
い。必ず共鳴してくれる方はいると思う」と説明した。