【北陸新幹線】新潟県知事、前原国交相を批判「地元の意見も聞かず、容認しがたい。予算凍結を検討する」 [09/10/09]
1 :
きのこ記者φ ★:
2 :
名刺は切らしておりまして:2009/10/09(金) 21:13:44 ID:aec8vnld
【これまでのあらすじ】
東海道新幹線が開業して1年後、
富山の経済人から、東京と新大阪を北陸経由でつなぐ
「北回り新幹線」の構想が提案される。
東海道新幹線の代替路線ということで、
当時の総理大臣佐藤栄作や大蔵省の官僚からも注目を浴びる。
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田中角栄登場。「列島改造論」で日本全国に新幹線を敷くべきと主張。
「上越新幹線」は行き止まりルートで「北陸」よりも採算がとれないと見なされていたが
1時間足らずの鉄道建設審議会において着工が決定。北陸新幹線は後回しになった。
全額国負担で上越新幹線が造られ、後に国鉄の巨額債務として国民の税金で賄われることになる。
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もともと北陸人は鉄道で東京へ行くとき、米原経由で東海道新幹線を利用していたが
上越新幹線開業後、東京まで中途半端に時間短縮されたので
長岡経由で上越新幹線を利用するようになった。
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新潟人は上越新幹線が北陸にも恩恵を与えたと大々的に発表。
これに味を占めた新潟県は、国鉄時代に赤字ローカル線として
建設が中止されていた「北越北線」を第三セクター方式の「ほくほく線」として開業させる。
北陸人を越後湯沢経由で上越新幹線へ誘導させた。
北陸人が東京へ向かうたびに新潟県に金が入るのであった。
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国鉄民営化に伴う整備新幹線の一時凍結、地元負担、並行在来線の分離など
数々の負担を受け入れて、金沢までの新幹線着工が実現。
新潟県も地元負担、並行在来線分離に同意。
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北陸新幹線が開業すると、現在上越新幹線を利用している北陸人が
北陸新幹線のみを利用するようになるので、
高崎以北の上越新幹線利用者が急減、大幅な本数削減が予想される。
ほくほく線を通る特急は当然廃止され、これまで黒字だった三セクは赤字転落する。
これまで優遇されてきた新潟県にとって、北陸新幹線は目障りな存在。
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原材料費高騰により国から自治体への直轄負担金増額が発表される。
長野、富山、石川3県は承諾したが、新潟県は「十分な内訳が示されていない」と支払いを拒否。
北陸新幹線の工事に対しても不同意を示し、開業予定の大幅延期が懸念された。
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前原国交相が「開業を遅らせてはいけない」と新潟の同意無しで北陸新幹線工事を認可。