【インタビュー】「生八ッ橋」元祖の井筒八ッ橋本舗、「伝統と革新」で京の銘菓に新風 [09/10/08]

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1きのこ記者φ ★
京都のみやげ物ランキングで、人気ナンバーワンといえばやはり「八つ橋」。
しかし、この八つ橋も、戦前や戦後しばらくは現在とは形や味が異なり、琴の形を模した「堅焼き」と呼ばれる
和菓子だったという。今、八つ橋といえば、一般的には柔らかくて、上品な味が特徴の「生八つ橋」を指す。

この生八つ橋のパイオニア的な存在が「井筒八ッ橋本舗」。分社化している京都、大阪、大津にあるグループ3社を
合わせると、京都の八つ橋メーカーでは売上高トップを誇る。

◆知名度向上に苦労
しかし、現在の生八つ橋の誕生には苦難が伴った。
現在の津田純一社長の祖父にあたる佐兵衛氏が1947年に「つぶあん入り生八ッ橋」を創作し、
歌舞伎銘菓「夕霧」として売り出した。しかし、発売して20年ほどは「生八つ橋は邪道として、認知してもらえなかった」と
振り返る。

だが、地道な努力が報われて徐々に知名度も向上。大阪で万国博が開かれた70年には、他社も相次いで参入し、
大阪と京都を訪れた観光客に大人気を博すまでになった。
74年には水上勉原作の映画「五番町夕霧楼」にちなんで、つぶあん入りの生八つ橋「夕子」を商品化。
このころになると人気はさらに高まり、不動の地位を確立し、現在に至っている格好だ。
新しいものを作ろうという気概が、伝統を重んじる京都のみやげ物にも、革新をもたらしたといえる。

同社が業界に吹き込んだ革新は、商品だけにとどまらない。
63年には、後に社長に就いた現社長の父の多一氏が、生産を自動化するという画期的試みを行った。
業界では初めてとなる八つ橋の自動連続焼き上げ機を開発。「焼き子さん」と呼ばれる職人が手作業で行っている
生産を機械に置き換えることで、1台で人手の5〜6人に相当する省人化を達成し、業界の注目を集めた。

同社のパイオニア精神は、その後も続いた。
94年には平安建都1200年を記念し、滋賀県大津市に生産ラインを見学できるうえ、販売機能も兼ね備えた
業界初の施設「井筒追分ビル」を完成させ、99年には京都市の商店街、京極一番街(京都市中京区)に
八つ橋の手焼き体験ができる施設を設けた。ここは近年、観光客や修学旅行生の人気スポット。

津田社長は「単に楽しんでもらうだけでなく伝統的な手焼き技能者の継承と育成も兼ねている」と説明し、
革新とともに伝統を守ることの大切さも強調する。

>>2以下に続きます)
http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200910080006a.nwc
2きのこ記者φ ★:2009/10/08(木) 09:47:33 ID:???
(続き)

◆後世につなぐ新拠点
一方、同社が、伝統と革新を融合し、京都の代表的な銘菓である八つ橋を後世に伝える新たな拠点として期待するのが、
京都府南丹市に完成した店舗兼工場の「井筒八ッ橋新光悦」だ。

江戸時代の初期、本阿弥光悦が主宰した京都・鷹ケ峰の芸術村にその名が由来する同拠点は、
周辺が自然の恵みにあふれる。今年のゴールデンウイーク期間中の5月3日から3日間開かれたオープンイベントには、
当初の予想をはるかに上回る約4000人が訪れた。
津田社長はこうした八つ橋を支持する大勢の消費者を目の当たりにし、
「お客さまに喜んでいただける商品の開発を成功させなければならない責任を感じた」と話す。

伝統の中にも革新を大事にするだけに、同社ではこれからも商品開発にとどまらずに、新たな試みに挑むつもりだ。
近い将来、生八つ橋に代わる京都を代表する銘菓が誕生しているかもしれない。

≪インタビュー 津田純一社長≫
■「利益よりも永続」商品開発怠らない

−−創業して200年以上にもなる。経営のモットーは
「創業時から伝わる家訓は『利益より永続』。利益はお客さまから預かった軍資金だ。
 一部は生活のために使わせていただくが、残りは良い商品を作り、お客さまに喜びや感動を提供し続けるための
 再投資資金と位置付けている。モットー、理念というよりも生き方として、これを今後も貫いていきたい」

−−八つ橋が京都のみやげ物ランキングのトップにある理由は何だと
「かつて堅焼きの八つ橋は、日持ちがするうえに風味が珍しいことが人気の要因とされてきた。
 しかし、1970年の大阪国際万博以降、当社以外からも生八つ橋が数多く登場し、
 各社は伝統の八つ橋が持つ風味を生かし、パッケージも含めて消費者の心をつかむ努力を重ねた。
 このことが京都のみやげ物ランキングで、不動の地位を獲得した理由だろう」

−−5月には新しい工場がオープンした
「京都府が開発した南丹市に店舗を併設した新工場を開設したが、これからの商品作りに向けて夢がいっぱい詰まった工場だ。
 この地域に移転してきた京都伝統工芸学校や他の進出企業などとのコラボレーションを進め、
 お客さまに喜んでもらえる商品の開発に取り組んでいくつもりだ」

−−今後は何に重点を置いていく考えか
「『全社員が留意すべきこと』として『お』『あ』『し』『す』という言葉を掲げた。
 『お』は、おはようのあいさつは自分から行うという意味で、社員のコミュニケーションを良くするのが目的。
 『あ』は、お客様から感謝される会社であるために、ありがとうといわれるようにという思いが込められている。
 『し』は、幸せは皆で分ち合おうという願いを込めたものだ。
 最後の『す』は、すみませんは潔くの意味がある。素直にハイと言えるようにしようというのが狙い。
 こうした『利他の心』を持つことを訴え、今後も会社を存続させていきたい」

(記事終)
3名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 09:50:06 ID:VXI7+Yrq
生やんばし?
4名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 09:51:15 ID:2Hi+knf1
生はうまいけど、堅い八つ橋。あれは食えたもんじゃない。存在意義がわからん。
5名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 09:53:51 ID:frA+BdMJ
生八ツ橋クソ不味い
雰囲気で売れてるだけ
6名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 09:55:01 ID:7MBvPwGq
ニッキが王道!!
許せるのは抹茶まで。
最近の香料てんこ盛り八つ橋は「マズイ」!!
7名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:02:40 ID:EPuODJwg
こしあんなら良かったのに(´・ω・`)
8( ´▽`) ◆SAITAMAHo. :2009/10/08(木) 10:02:53 ID:8bujxXHc BE:369220782-2BP(606)
小豆餡
抹茶餡

栗入り餡
チョコ
いちごジャム

他に何が
9名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:03:18 ID:9Z0c7bUJ
八橋と聞いただけで涎が出ます
10名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:05:38 ID:Yl2tV+ip
「おたべ」「夕子」「聖」だったっけ?
11名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:06:32 ID:PZdCtwmx
生八橋の皮を使ってケーキとかどうなんだろ、最近こういうのが多いだろ?
12名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:07:03 ID:UnzTUSop
やんばし って読む?
13名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:09:10 ID:feKQl15x
この会社なんだかんだいっても結構儲けてると思う
14名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:18:02 ID:1bHQYoD9
そんなたいして長い伝統はなかったんだ・・・
15名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:24:23 ID:BLM9aHY8
修学旅行で京都に行って八ツ橋しか買ってこねー奴、薄弱だろww。
馬鹿の一つ覚えかっていうの。
女は「よーじや」の土産しか買ってこねーし。
他にあんだろ、色々。
16名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:40:05 ID:MXT6UWqg
修学旅行の子達が喜んで食べてるソフトクリームに八つ橋スプーン代わりに着いてる奴
17名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:54:06 ID:mDy8sLh4
まずいからいらない
18名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:54:16 ID:iY7AxGdQ
>>1
そもそも琴の形をしてないのを八つ橋と呼んでいいものか?
19名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 10:57:39 ID:iY7AxGdQ
>>15
京都を代表する和菓子といえば、雲竜だけど、
土産には向かないぞ。
六角煎餅とかなら、日持ちするし配るのには便利だが。
20名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 11:45:02 ID:+1tihXG2
>>18
板状の生八つ橋も売ってる。
あんこ入りは甘くてそうそう食べられないが
板の生八つ橋ならもさもさ食えちゃう
21名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 13:00:35 ID:iY7AxGdQ
>>20
板つうより、琴の形な。
琴の形だから、八つ橋というのだし。
22名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 13:15:50 ID:Pm9fOXLX
店員「おたべになりますか」
客 「いいえ八つ橋になるつもりはありません」
23名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 13:18:40 ID:82UkqcF/
広島風八つ橋、キャベツ多めでください。
24名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 14:56:22 ID:akkHsYIY
>>21
正確には焼いた形が八橋検校と言う琴の名人が使った琴の形に似ていることから
八つ橋と呼ばれるようになった、と言われているけどなw
25名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 15:45:39 ID:c6UElttq
>>22
ワロタ
26名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 16:06:44 ID:89mISah3
>>15

うん。まぁでも、お土産にペナントや木刀を買って帰る奴よりはマシだろう・・・w
27名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 16:18:45 ID:aq7lC+hK
俺も今更と思いお土産に生麩のおもちみたいなの買ったらめちゃまずかった
赤福には劣るけどお土産の当たり外れは激しいから定番なんだろうなと
28名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 16:26:31 ID:JE+L58r3
三大よく貰うお土産

京都の「生八つ橋」
伊勢の「赤福」
北海道の「白い恋人」

番外 ハワイの「マカデミアンナッツ」
29名刺は切らしておりまして:2009/10/08(木) 16:53:38 ID:hODvTzLj
>>24
それが必ずしも正確じゃないんだな。
聖護院や井筒は「八橋検校」だが、西尾は「伊勢物語の八つ橋」だ。
30名刺は切らしておりまして
生八つ橋入りのどら焼きは旨かった