【地域経済/インフラ】次世代送電網に商機 京の企業、実用化に期待大[09/10/01]

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1のーみそとろとろφ ★
 京都の大手メーカーが、自然エネルギー発電や通信技術を組み合わせた次世代送電網
「スマートグリッド」に熱い視線を注いでいる。
実用化に必要な太陽電池や電力機器を手掛ける企業が多く、大きなビジネスチャンスが見込めるためだ。
オムロンやニチコンなどが市場参入に向けた準備に乗り出した。
 ■京セラ、太陽電池 日新、電力機器

 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど
京都市下京区の京都リサーチパークでスマートグリッドの説明会を開いた。
 参加者の注目を集めたのは、NEDOが参加企業を公募し、
来年から米国で始めるスマートグリッドの実証実験。
太陽電池や電力機器を実際の系統電力に組み込んで実用性を評価する。
地元からも京セラやオムロン、ニチコン、日新電機などの担当者が出席した。

 景気の冷え込みが続く中で各社のスマートグリッドへの期待は大きい。
京セラは中核電源となる太陽電池に加え、送電網の制御に不可欠な通信技術を保有しているため、
久芳徹夫社長は「事業化を検討する」と参入に積極的な姿勢を示す。
日新電機も太陽光発電の電圧を直流から交流に変えるパワーコンディショナーや電圧を調整する
電圧変動補償装置が得意で「NEDOの実験にぜひ参加したい」(織田鐘正技師長)と意欲を見せる。
 地域や工場単位の小規模な実証実験が今後本格化する。
ニチコンは来年1月、関西文化学術研究都市推進機構などと共同で、
電気自動車と発電システムを組み合わせる実証設備を京都府精華町で稼働させる。

 電気自動車で同町の住宅から有機ごみを回収し、燃やして発電する。
太陽光発電と合わせて電気自動車に給電し、炭化したごみは肥料として近隣農家に配送する。
ニチコンは、太陽光発電の蓄電システムや電気自動車の急速充電装置などスマートグリッドに応用可能な技術を提供する。
武田一平会長は「商用化に向けて課題を洗い出し、コストダウンも図る」と狙いを明かす。

 一方、オムロンは来年度にも国内の主要工場にスマートグリッドの実証設備を設ける計画。
太陽電池や蓄電池に自社製のセンサーや制御機器を組み合わせ、生成した電力を工場や小規模な街区単位で効率的に利用するシステムを開発し、企業や自治体に売り込む。作田久男社長は「省エネを超えた『創エネ』の事業化を目指す」と意気込む。

 ■スマートグリッド

 太陽光や風力で得た電力を大量導入した次世代の送電網。
自然エネルギーによる発電は天候に左右されやすく送電トラブルにつながる可能性があるため、
電力供給を適切に制御する通信技術や電力機器、蓄電池などが不可欠になる。
時間や場所に応じた電力需要の変化を監視し、電力供給を効率化する機能に期待が集まっている。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009100100051&genre=B1&area=K00
2名刺は切らしておりまして:2009/10/03(土) 17:33:47 ID:uBdZUJIs
3名刺は切らしておりまして:2009/10/03(土) 17:35:37 ID:hR8ooBea
アメ公はもうやってるな
4名刺は切らしておりまして:2009/10/03(土) 17:59:59 ID:+5XLuvL7
京の企業
5名刺は切らしておりまして