1日の東京株式市場は、外国為替市場の円高基調を背景に、市場全体に大きな影響がある輸出関連企業の
業績が悪化するとの不安が広がり、幅広い業種が売られた。
日経平均株価(225種)の終値は前日比154円59銭安の9978円64銭と、3営業日ぶりに大幅反落。
終値では7月24日以来、約2カ月ぶりに1万円の大台を割った。
8月以降の株式市場は、秋以降の企業業績改善を先取りする形で、高値圏での動きとなっていた。
現在の円高水準が続けば、当面下落基調をたどるとの見方も出ている。
全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は13・72ポイント安の896・12。
出来高は約18億1100万株と低調だった。
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_eco/2009100101000554.htm