【金融/海外】欧州大手銀行22社、貸付損失額は4000億ユーロの見込み［09/09/29］

　欧州銀行が行った「ストレステスト（健全性審査）」によると、金融と経済危機の影響を受け、
欧州の大手銀行22社の2009年と10年度の貸付による損失総額が4000億ユーロに達する
見込みだという。中国国際放送局が報じた。

　この4000億ユーロは貸付による損失で、欧州銀行が金融危機の中で累積したすべての
不良資産ではない。「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」はこのほど、関係者の話として
「ＥＵ加盟国の財務相は来週に議長国のスウェーデンで開かれる非公式会議でこの『ストレステスト』の
結果について討議する」と述べている。


▽ソース：Searchina　（2009/09/29）
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0929&f=business_0929_054.shtml

一方日本は…

ECBはもっとユーロを刷れ。FRBを見習え。
デフレを回避し実質金利を下げた上で銀行などどんどん潰してしまえ。
社会民主主義は駄目だということが今回の金融危機でよくわかった。

【金融/海外】大手米銀は資本修復ほぼ終了、クレジット損失減少へ−モルガン・スタンレー［09/09/29］
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1254323990/l50

なんかすごい額だな

　

中国国際放送局が報じた…？
それはいいとして、見積額が少なすぎるんじゃないか。高々５０兆円程度のはずがないだろ

ほんの半年前はいざなぎ景気を超える景気などと言って、
就職バブルがやってきたなどと、以前のバブル時代をほうふつとさせる報道をしていたのに、
株価が急落したら景気が悪い、最悪だ。終わりだ。
たった半年前の浮かれ姿は何だったのか。まるっきりの操り人形ではないですか。

景気など銀行がバカスカお金を貸し出せばよくなる。
貸し出さなければ不景気になる。
銀行がすべてをコントロールできるのです。
不況になったらお金を貸し出さないというのなら、存在価値がないではないですか。
不況になったらバカスカ貸し出してこそ銀行の意味があるのです。

だいたいからして、人間の体と同じで、血のめぐりが悪ければ、各細胞は栄養がいきわたらずに壊死を起こしてしまいます。
奴らのやっていることといえば、通貨の発行量を急激に上げる。
バカスカ貸し出して、いきなり食傷気味にさせる。金万体質にしてバブルを起こす。
そしていきなり貸し渋りをやる。
それで、バタバタと倒れた企業なり個人の資産を、担保として奪う。
前からやっていることは同じです。

作家ミヒャエルエンデさんの時間泥棒。
http://www.youtube.com/watch?v=3YeagjqoDpk
ある日どこからともなく黒服の時間泥棒が来て、みんなの時間を盗んでいった。
それから、幸せだった村は一変して、誰もがイライラして暮らすようになった。

この時間泥棒とは銀行家のことです。

みなさんが、毎日あくせく働いて、一生懸命働いて手にしている給料の何割かは、銀行家の懐に入って行くのです。
日給５千円のアルバイトさんなら、そのうちの数割は銀行家の元に行くのです。

今まで、銀行家が発行したお金の流通量×利子が
あなたがあくせくわけもなく働かなければならない労働時間なのです。
ですから、何にもしなくても時間を盗まれているようなものです。
額面には出てこなくても、社会全体のコストとして奴らのために働いている時間があるからなのです。