豊田通商は18日、英系資源関連企業の「ゴーラーLNGエナジー」から豪州東部で産出する
液化天然ガス(LNG)を購入する長期契約を結ぶことで基本合意したことを明らかにした。
豊田通商は豪州でのガス田探鉱にも乗り出しており、海外でのLNG事業を強化する。
豊田通商はゴーラー社からは2014〜26年に年間約150万トンのLNGの供給を受ける。
金額などの条件は今後詰める。ゴーラー社などが保有するガス田の権益についても、一部を
取得する方向で交渉する。購入したLNGは日本のガス会社などに販売する計画だ。
豊田通商は昨年1月、英豪系の資源最大手BHPビリトンなどが、豪州北西部の沖合にある
ガス鉱区に保有するガス権益の一部を取得した。現在、探鉱を進めている。将来的なLNG需要の
増加を見越し、海外での調達先を広げることで、安定供給を目指す。
▽ソース:読売新聞 (2009/09/19)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei090919_3.htm