道内の住宅関連9社、極東ロシア参入探る 10月、現地で商談会
道内の建設業者や建材メーカーなど住宅関連9社が10月、極東ロシア地域で、戸建て住宅市場への
参入を目指し商談会を開く。エネルギー開発で活気づく同地域では個人所得の上昇を背景に住宅需要が
拡大するが、道内企業は手をこまぬいている状態。地理的な近さに加え、寒冷地での建設ノウハウの提供
などで独自色を出し、事業拡大への足がかりとする。
商談会は10月20日にウラジオストク、同22日にハバロフスクで開く。FPコーポレーション(札幌市)などの
住宅施工会社や、水道機器メーカーの光合金製作所(小樽市)など道内の住宅関連企業9社が参加する。
道、北海道経済産業局、財団法人貿易研修センターの共催で、北海道銀行や道立北方建築総合研究所
なども同行する。
道経産局は昨年度、同地域での住宅ビジネス環境について調査委員会を発足し、現地で戸建て住宅の
建設現場を視察。断熱材などで海外製品の使用が一般的になりつつあることなどをまとめた。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090914c3c1400w14.html