米GMのルッツ副会長:自動車危機は「底入れ」、政府に融資返済へ
米自動車メーカー最大手ゼネラル・モーターズ(GM)のボブ・ルッツ副会長は14日、
米自動車販売の低迷について、最悪期は過ぎたと述べ、景気回復に伴って連邦政府
からの約500億ドルの融資を返済していく見通しを示した。
ルッツ副会長はブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、自動車業界の危機は
「終わってはいないが、底入れしたと思う」と述べ、「何らかの景気回復が見られた際の当社の
目標は利益を出して米政府に返済することだ」と語った。
同副会長はさらに、世界経済は徐々に改善しているようであり、新たな「大惨事」が生じない
限り、GMは政府に返済できるだろうと予想。信用状況は「多少」回復しており、高級車ブランド
「キャデラック」でリースを再開していることを明らかにした。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=aH.EFSAjsRY8&refer=jp_home