中部の航空機産業、海外と連携し市場開拓−欧クラスター機関と協議
中部地区の航空機関連企業が海外企業との連携に動きだす。中部経済産業局が音頭を
取るもので、29日にメキシコ航空宇宙工業連合会のメンバーを日本に招き、メキシコの
航空機産業に関する意見・情報交換を行う。さらに今後、海外の航空機産業クラスター機関と
協議の場を持ち、航空機産業振興に向けた有効な連携策などを検討する。航空機部品メーカー
の海外市場開拓につなげるのが狙いだ。
中部経済産業局と中部の航空機関連企業は、成長には海外市場の開拓が欠かせないとみている。
そこで同局は海外クラスター機関と連携し、企業マッチングなど有効策を模索する。29日のフォーラム
にはメキシコ航空宇宙工業連合会のほか、同国に製造拠点を持つカナダのボンバルディアなども招く。
協議の場は、主に航空機産業が盛んな欧州のクラスター機関と持つ考え。現在、フランスのローヌ
アルプクラスターとの協議が決まっている。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420090914aaao.html