★普通鋼鋼材受注量、7月は17%減 前月比では4カ月連続増
日本鉄鋼連盟が10日発表した7月の普通鋼鋼材受注量は、前年同月比17.2%減の
578万2000トンだった。前年実績を下回るのは12カ月連続だが、減少率は4カ月続けて
縮小した。前月との比較では8.0%増となり、4カ月連続で前の月を上回った格好だ。
同連盟は「輸出が増えたほか、エコカー減税やエコポイント制度などの効果で自動車や
電気機械が持ち直したのが寄与したのではないか」としている。
輸出は232万9000トンで、前年同月に比べ8.4%増えた。半面、国内向けは345万3000トンと
28.6%減った。用途別にみると、建設用が84万7000トンと28.9%減ったのが目立った。
自動車用は、前年同月比では24.0%減ながら前月比では23.0%増。電気機械用も
前年同月比で24.5%減、前月比で29.6%増となった。
(18:36)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090910AT3K1000N10092009.html