米連邦準備理事会(FRB)が8日発表した7月の米消費者信用残高(速報、季節調整済み)は
2兆4721億ドル(約228兆円)となり、年率換算で前月比10.4%減少した。
前月水準を下回ったのは6カ月連続で、減少幅は6月の改定値(マイナス7.4%)から大幅に
拡大した。
金融機関の融資姿勢の厳格化が続く一方、家計も不急の消費を抑制しているとみられる。
内訳はクレジットカードなどの回転信用が8.0%減、自動車ローンなどの非回転信用が
11.7%減。6カ月連続のマイナスは、1991年6月〜12月以来となる。
米家計は過剰債務の圧縮を迫られる一方、雇用不安も抱えており、個人消費の回復は
もたついている。米商務省によると、7月の米小売売上高は0.1%減。消費者信用の低迷の
長期化は、金融面から個人消費の回復の遅れを裏付けた形だ。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090909AT2M0900P09092009.html 依頼を受けてたてました。