【鉄鋼】ポスコ、グローバル車メーカーへの鋼板供給網を拡大 (YONHAP NEWS)［09/09/08］

ポスコがこれまで進出していなかった地域、需要に比べ供給が不足していた地域に対する
自動車鋼板の供給網拡大を進めている。

鉄鋼業界によると、ポスコは１０日、中国東北部の中心地・瀋陽で同国内１６カ所目の鋼板
加工センターを着工する。冷延コイル状態で韓国から運送した製品にめっきや色づけなどを
行い、自動車専用鋼板に作り変える工場で、年間１７万トンの鋼板を加工処理する予定だ。
来年６月の完工を目指す。

同地域への進出は、米国を制し世界最大の自動車市場に浮上した中国におけるウェートが
大きいとの判断によるもの。同地域は中国国内での自動車生産の約２５％を占めており、
ポスコが供給先として狙うゼネラルモーターズ（ＧＭ）やＢＭＷ、フォルクスワーゲンなどの
現地工場がある。ポスコ関係者は、瀋陽以外でも中国での自動車鋼板加工センター建設を
検討していると伝えた。

同社の自動車鋼板加工センターは国内外に４０カ所あり、今年７月にはメキシコ・アルタミラの
近くに高級車用鉄鋼材を生産する年産４０万トン規模の加工工場を完工した。これを基に、
北米自動車工場でのシェアを拡大する考えだ。

欧州地域への加工センター拡大も進めている。国内自動車メーカーの現地工場建設にあわせ、
２００７年から昨年にかけスロバキアとスロベニア、ポーランドの３カ国にセンターを建設、
運営している。年内には東欧へ加工センターを拡充し、欧州自動車メーカーへの供給も
増やす方針だ。

ソースは
http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2009/09/08/0500000000AJP20090908001300882.HTML
依頼を受けてたてました。

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