★四国4県の大型店販売額5.3%減 7月、衣料品など振るわず
四国経済産業局が8日発表した7月の四国4県の大型小売店販売状況によると、
販売額は前年同月比5.3%減の464億3000万円と、8カ月連続で減少した。天候
不順の影響で衣料品や飲食料品などの販売が振るわず、百貨店、スーパーともに
不振だった。
百貨店は12.5%減の131億3000万円と25カ月連続で減少。景気低迷による消費の
手控え傾向に加え、梅雨明けが例年に比べ大幅に遅れたことで、衣料品が15.1%減の
約48億円と振るわなかった。
スーパーは飲食料品が0.3%増(約218億円)と若干伸びたものの、衣料品などが
大幅に減少し、全体で2.1%減の333億円となった。減少は2カ月連続。
同局が同日発表した四国4県のコンビニエンスストアの販売状況では、販売額が
4.6%減の110億1000万円と3カ月連続で減少した。昨年5月の「タスポ」カードの
導入によるたばこ販売増加の反動が続いているほか、アイスクリームなどの
飲食料品が落ち込んだ。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090908c6b0802908.html