【コラム】イノベーションを斬る:その技術は大きな対価をもらえるか…日本のものづくり企業は「価値づくり」が苦手[09/09/08]
イノベーションの実現には、「価値創造(Value Creation)」と「価値獲得(Value Capture)」の両方が欠かせない。
技術経営(MOT)発祥の地、MIT(マサチューセッツ工科大学)で、最初に学んだのがこの概念だ。
ここでいう価値創造とは、素晴らしい新技術や新商品を開発することである。しかし、それだけでは、
社会も企業も豊かにはならない。企業は経済価値(付加価値や利益)として価値を獲得しなくてはならない。
例えば、日本企業では優秀な技術者が一生懸命に働き、優れた技術や商品を開発・製造しているが、
企業の利益にも自分たちの給料にもあまり反映されていない。
つまり、価値創造はできていても、価値獲得ができていないのである。企業が価値獲得をできなければ、
国の税収入は限定され、社会的にも困窮することになる。
価値獲得ができていないのは、企業が商品開発や製造にかけたコストに対して、顧客がそれ以上の対価を
支払ってくれないからである。いくら優れた商品であっても、かけたコストと同等の評価しかされないのであれば、
真の価値を創造したことにはならない。
◆価値づくりが苦手な日本企業
私の最近の研究では、価値創造を「ものづくり」、価値獲得を「価値づくり」と呼び変えている。日本企業は
ものづくりが得意でも、価値づくりは苦手である。
日本社会は、良くも悪くも、企業が大きな利益を上げることをあまり歓迎しない。しかし、利益を上げていないと
いうことは、真の価値を創造できていない場合が多い。創造した価値から税金や給料が支払われ国民の
生活が豊かになる。
国の財政が破綻しているのも、政府の使い方が悪いのが主因だが、一流の技術者を抱えた製造企業が
価値獲得できていないことも大きな要因となっている。日本企業が「良いものを安く売る」ことを目指している
限りは、我々の生活や国の財政は良くならないかもしれない。
▽執筆者
延岡 健太郎:一橋大学イノベーション研究センター教授
▽ソース:JB PRESS (2009/09/08)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1671 記事は
>>2以降に続きます。
>>1の続きです。
ものづくりはできていても価値づくりができていないことを象徴しているのが、日立製作所、NEC、ソニーなどの
電子情報機器産業だ。ものづくりが得意な日本企業からは、新型の液晶テレビや携帯電話など次々に
市場導入される。しかし、安売り合戦に陥り、価値づくりはできていない。
では、価値づくりのためには、何が必要なのだろうか。それは、(1)企業固有の独自性の高い価値を創ること、
および(2)顧客が喜んで大きな対価を支払いたくなるような価値を創ること、の2点に集約される。これらによって
価格競争から抜け出ない限りは、社会貢献に通じる価値づくりはできない。
◆競合に真似されない独自性とは
まず、「企業固有の独自性の高い価値」とはどういうものか。日本企業は競争が好きなのか、どの企業も
似たような商品ばかりを出してくる。もちろん、企業も何とか差別化を実現しようと一生懸命に努力している。
しかし、これだけ技術力が均衡している中で、機能的に他社よりも優位性を持った商品を出し続けることは
不可能に近い。
それでも、一流の日本企業であれば、確率的に時には差別化商品で成功する場合もある。だから
やめられないのだろう。しかし、国際的な競争が年々厳しくなっているので、機能的な優位性を維持できる
確率は下がり続けている。最も弱いプロ野球チームでも3割は勝つことを思い出してほしい。たまに成功する
商品が出ても、確率が低ければ駄目なのだ。
そこで、企業は個々の商品や技術以上に、企業の強みとして、組織能力での独自性や差別化を
実現しなくてはならない。
経営学(戦略論)において、過去20年間にわたり組織能力の重要性が注目されてきた。その流れの中で
1990年に出版され世界的なベストセラーになったのが、ゲイリー・ハメル教授とC・K・プラハラード教授による
『コア・コンピタンス経営』(日本経済新聞社)である。
組織能力やコアコンピタンスは個々の商品とは異なり、競合企業にすぐに真似されることがない底力である。
組織能力が模倣されないのは、個々の企業の中で、長年積み重ねられてきているからだ。長年の学習
プロセスによって構築された組織能力は、競合企業には短期間で真似することができない。
ものづくりにおいて鍛え続けている日本企業は、実は組織能力が高い場合が多い。シャープの液晶やNECの
半導体などは、強い組織能力に支えられている。
記事は
>>3以降に続きます。
>>2の続きです。
◆機能的価値よりも「意味的価値」が重要
しかし、こうした日本企業の組織能力が十分な価値づくりに結びついていない場合が少なくない。シャープの
液晶技術はものづくりと価値づくりの両面で成功した事例だ。しかし、最近のテレビ市場では、必ずしも十分な
価値づくりに結びついていない。
30年以上にわたる液晶技術の積み重ねがあるシャープは、台湾や韓国企業と比較すれば、技術的にはまだ
優位性を保っている。では、なぜ過当競争に巻き込まれ、十分な価値づくりができていないのだろうか。それは、
顧客が薄型テレビの技術的な優位性に対して十分な対価を支払わないからだ。
顧客は、一定の水準以上の綺麗な映像であれば、その中から安いテレビを選んでしまう。このように独自の
強みによる優位性が高くても、価値づくりに結びつかない事例が増えている。
つまり、技術経営の最大の課題は、ものづくりにおける優位性を維持するだけでなく、上に挙げた(2)の
「顧客が喜んで大きな対価を支払いたくなるような価値を創ること」だ。
顧客が高い対価を支払うような価値は、技術や機能に依存しない場合が増えている。アップルの「iPhone」
「iPod」や任天堂の「Wii」は典型例だ。それぞれ、最先端技術を誇る日本の携帯電話やソニーの
「プレイステーション3」には技術面や機能面では劣っている部分が少なくない。しかし、顧客は技術スペックや
機能ではなく、自分の主観的な意味づけによって対価を支払う傾向が強くなっている。機能的価値よりも
意味的価値が重要なのだ。
意味的価値が重要なのは、消費財だけでなく、半導体などの生産財も同じだ。NECや日立の半導体が技術や
機能で優れていても、台湾や米国の半導体の方が、顧客企業にとって使いやすい場合が多い。
例えば、半導体で成功している台湾のメディアテックは、顧客企業が商品に組み込み、市場導入するまでの
プロセスにおいて役立つソリューションを同時に提供している。技術や機能が顧客にとっての価値ではないのだ。
今回は、ものづくりだけでなく価値づくりが重要であること、価値づくりには、模倣をされない独自性と、
意味的価値をフィーチャーした顧客価値の2つが必要であることを説明した。
私は、日本企業が価値づくりを実現してよりよい社会になるための一助になるように、この分野の研究を
続けている。次の機会には、研究内容について具体的に説明したいと思う。
−以上です−
日本人って世界を知らなさすぎるよね
アメリカ人やヨーロッパ人がどんだけ贅沢な生活をしてるかも
知らない日本人
5 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:14:11 ID:zzRaG/HQ
いや、どう見ても、マーケティングが下手なだけでしょ
500坪のプール付住宅に普通に住んでるアメリカ人
30坪の住宅のために生涯所得の4分の1を費やす日本人ww
7 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:17:07 ID:+6ZU0H6/
>>4 日本人がうらやむような贅沢な暮らししている人は一部だけでしょ
貧困層は日本よりかなり多いんじゃない?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20090811/335493/?ST=management&P=2 藤浪氏 それとともに重要なのが,コアデバイスやソフトウエアに付加価値が集中して,
それ以外の部品では付加価値を囲い込むことが難しくなってきたことがあります。
いわゆるスマイルカーブ現象が顕著になってきたわけです。
コアデバイスやソフトウエアでスペックを切れるメーカーが一人勝ちする時代になったのです。
筆者 スマイルカーブといえば,パソコンが有名で米国の Intel社とMicrosoft社の
コアデバイスやソフトウエアに付加価値が集中して中間のセットの組み立て分野の
コモディティー化が進むということでしたが,今回の論文を呼んで考えさせられたのが,
その当のコアデバイスやソフトウエア,そして日本が比較的競争力を維持してきた
電子部品や部材の付加価値も下がっていくという指摘でした。
オナニー機能増やして価格維持して、
予想以上の価格下落とか毎回言う
無能日本企業死ね!
10 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:32:01 ID:KWZkwB9q
高級志向のブランド作りが下手なだけ。
ドイツやスイス、イタリアあたりを見習えよ。
11 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:37:02 ID:Yz8EuWfI
誰でもわかる内容なのに
ダラダラ長すぎ
12 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:37:51 ID:89B2/Sm4
?
テレビ機ーが高級でも、面白い番組がなければ意味ないってこと?
13 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:40:56 ID:+VOWQheJ
ただのブランドの話。
14 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:47:25 ID:HHnKnQYG
金儲けがヘタって事だろw
15 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:48:19 ID:/5u3Jz9w
技術に対して評価・駄目出しするのが金融の役割。
「あなたの作った製品は技術的にはレベルが高いかもしれませんが、全く利益になりませんよ。何とかしてくださいよ。」
こういう言説が日本では許されない。日本じゃ、
「ものをつくる人が一番偉い。金融は虚業。何も生産しないくせに技術者のやることに口出しするな。黙って金だけ出してろ。」
こういう言説が一般的。だから、技術的には凄いかもしれないが、経済的価値は高くない製品がたくさん生み出される。
しょうがないだろ
経済界が大多数の国民を貧乏にしちゃったんだからw
今更こういうこといっても、まさに後の祭り
>>12 アメリカで売れてる動画カメラがあるんだが
それはヨウツベにうpするのが簡単てことを売りに
あっというまに100億円売り上げる企業になった。
カメラ自体の性能はそれほどたかくない。価格は150ドルくらい。
ま、ようするに日本企業は商売が下手ってことだよ。
>>15 金融屋にも技術を見る目がないから、どっちもどっちだがな。
【技術力が高くても自己成就的に負けて他国に利益と技術が搾り出される循環】
┌→@再起をかけた中堅含めて多数の総合電気メーカーが競う..─┐
│ ...↓
G違う製品で再起をかける A国内メーカーを駆逐しない限り
↑ スケールメリットが出せず、先行者メリットが生じない
│ .↓
│ .Bコモディティ化で低価格競争だけになった
│ 低価格帯のシェアをアジアメーカーに握られ
│ 低価格帯の競争から脱落
│ 長期的に必ずコモディティ化する以上、低価格帯の
│ スケールメリットは長期的に考えて大きな脅威となる
├───C国内メーカーの一部が脱落 ←──────────┘
│ 技術者流出+アジアメーカーに事業・設備など売却
│ ↓
│ Dアジアメーカーの技術力強化
│ ↓
│ Eさらなるコモディティ化で価格競争になる
│ ↓
└───F国内残存メーカーがシェア争いから脱落・撤退
●国内が競合多数=日本から利益と技術力を搾り出すジューサー
Aは市場が成長期で、技術力ある国内メーカーが技術力を競ってシェアを分け合うが、それが利益の見込みの
ない低価格帯の出現につながる。国内の名だたる企業を倒すにはアジアの国々から一社でいいから低価格帯のシェアを
獲得することに成功するメーカーが出てくればいい。このメーカーが長期的には最も競争優位な企業となるため、国内
メーカーを"競合多数というジューサー”に押し付ける手となって、日本から利益と技術力を搾り取っていく
●もがいても抜け出せない蟻地獄
また、技術力を追求することはこの構図から抜け出すことにつながらない。追求すべき技術力は、コモディティ化するマス市場
が要求する価格訴求と折り合った閾値になる。この閾値を遊離した高い技術力は長期的には市場から脱落する(パイオニア
のプラズマなど)技術力は利益が出なくても潜在的な競争力であり、長期的に重要だというのは明白である。しかし、その
優位性が長期的には全く機能せず、逆にマーケティングや中長期的流れを無視して高い技術力にこだわると、自己成就的に
アジアメーカーが優位になる構造になっている。これは完全にマーケティング・経営の問題である
●今後悪循環にはまることが予想される製品
デジカメ ビデオカメラ プリンター 太陽電池 自動車用電池
20 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 01:57:02 ID:HHnKnQYG
日本の金融屋も金儲けがヘタだろw
外資のウンコ証券化商品売って手数料稼ぎじゃ情けないぞ
日本独自の毒饅頭証券化商品で海外から金をかすめて来いよw
任天堂は粗悪品売ってがっぽり儲けてて
とても日本企業とは思えない
22 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 02:07:13 ID:CvKQYxs5
>>17 ニンテンドーDSにそんなのがついたら更に売れそうだな。
今の所、マルチメディア系の遊び方なら、DSi本体のみの場合、
写真と音声だけしか撮れなくて、撮った写真を
facebookにアップロード出来るだけだし。
23 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 02:17:41 ID:+zwI1WrG
もちろん鎖国で自国にあるもんで自国で作って自国で消費したらOK
価値なんて、強いやつが勝手に値を決めてることが多い。
同じ労働でも、俺は100万で、お前は1円。奴隷を買うことといっしょ
24 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 02:36:08 ID:xrIDxXoz
アホ大学は文章が長いね。
25 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 02:51:18 ID:ICBPV3+8
>>1 この文章書いた奴が何一つ出来ないということだけわかった
無駄なことをただ長々くっちゃべってるだけ
ブランド価値ってのは服のデザインや一点物の芸術品なんかの
ユニークさに生まれるんだよ
安く売ってなんぼの電化製品に価値もへったくれもあるか
世間知らなさ杉だよこのアホ
ゴミに価値をつける商売がはびこって
技術立国も遠くなりにけりな今の日本で何を言ってるんだ
27 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 02:59:47 ID:mq4D2k6t
JAPANブランド育成支援事業なんて補助金詐欺みたいなことしてる先生だな
ブランドってなんなのかよっくわからん
おれは服ヲタだったのでそういうことに振り回されてきたけど
要は時速600kmで走れる軽自動車が作れるのはウチだけ、って言っても誰も買わないってことだな。
600km出せる道路がないのだもの。(北海道とかにはありそうだけどw)
すごく供給を絞ることですよね。高く売るためには。ある程度クオリティがあれば。
価格と数量のコントロールで売り上げを最大化するのが難しいのかも。
31 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 03:26:19 ID:jRMiPF+4
イノベーション(笑)
ソリューション(笑)の次に笑われる単語だよなw
供給しぼるとこんどフリークみたいなひとが出てくるんですよ。
もう宗教みたいな。
33 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 03:31:24 ID:TCvrk26m
34 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 03:48:35 ID:uVAav+6/
技術は陳腐化するともうみんなが気づいてしまっているから
新技術を果敢に消費するひとが増えないのではないでしょうか
一定のイノベータはいると思うけど
特許ってあるのに。薬でいうゾロみたいなのが出てくるのか
原発の堅牢性ならベンツに対抗できそうなブランドになり得るかもね
シャープの吉永イメージは日本人にしか通用しないわな
実際、物は海外製と変わらんし東芝のテレビのほうが上
38 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 04:16:40 ID:ydqFZr/3
記事そのものはまだ導入部にしか過ぎないけど
テーマは10年くらい前から散々議論されていることな気がする。
要は、「モノ」の時代が終わり「サービス」の時代になった。
製造業が苦しみ、サービスを提供するキャリア様が儲ける図式が昔より鮮明になったと。
わざわざ記事にするくらいなんだから
今まで議論されなかった新発見とか着眼点がこれから取り上げられるんだよね?
松下幸之助の水道管理論はもう時代遅れなのかのう
インフラは行き渡り切っちゃったからなあ
40 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 04:34:30 ID:5Xvf6Zzj
こんなわかりきったことを、ダラダラした文章で、何一つ具体的事例をあげずに説明する教授になんて、絶対教わりたくない
中国へのソースコードの開示も迫ってきて日本が誇れるものは本当に漫画やアニメ位しか
なくなってきましたなぁ 漫画やアニメはソースコードも糞もないからな
一方鳩山はつくること自体を否定した
理系の馬鹿がいうじゃない
技術技術って
文系は理系を搾取しているとか
技術力=賃金じゃありません
こんな事も分からないのかね
スペックとベネフィットとイメージですよね。
スペックはすごいけど
ベネフィットの提案やイメージの構築に弱いってことですよね。
ただ、この記事に出てくるのがアップルだけじゃぁよわいなぁ
次に出てくるのが日本の企業だし
タイトルにある日本企業の価値作りが苦手な部分を説明するのに何で日本企業だすかねぇ
この手の記事に良くある
アメリカは素晴らしい
日本は駄目
という典型的な答えありきの書き方だね
>>25 ブランドじゃないから。意味的価値だから。
>ブランド価値ってのは服のデザインや一点物の
>芸術品なんかのユニークさに生まれるんだよ
アフォすぎるだろ。ブランド=意匠・芸術 とか
どんなチープな発想をしているのかと。
おっとまちがえた
×次に出てくるのが日本の企業だし
○次に出てくる成功例が任天堂だし
49 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 05:09:18 ID:5Xvf6Zzj
誰か、AV女優でたとえてくれ。
>>45 現在の日本のMOT研究者の主流である藤本・延岡は
『モノづくり(日本型経営)』に拘ってる方で、アメリカ型の
いいところだけ学ぶって感じだぞ。
早稲田院の『モノづくり』やめてあたらしい金融工学で
生きるしかねーっていう先生とは対照的で。
日本企業がものづくりも価値づくりもどっちも得意だから、
アホみたいに国際収支黒字を積み上げ続けているのに、なに言ってんのこの人
52 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 05:32:28 ID:zy8iisnc
評論家が得意げに経済を語りだしたら、バブル経済が近い
よく考えてみたらなんか変な話だなぁ。。
「任天堂は除外」 は魔法の合言葉
きっと日本人は100メートル走を早く走ることに一生懸命なのだが
他の国もそうで
アメリカは100メートルハードルとか槍投げとか新たな競技を作って
市場を創造しているということかな。
環境対応車っていうアホみたいにでかい市場を創造したのは日本企業ですけどね
ですよね。
>>1-3まで小難しく語ってるだけでぶっちゃけ3行くらいでまとめられそうだな。
すみません。生意気言っちゃいました。聞き流してくださいm_ _m
59 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 05:57:07 ID:+OcBw+Qe
むしろ、コイツのほうが舶来産の知識に毒されてんじゃね?
独善的な価値創造なんて、それこそいまの消費者が毛嫌いしてるものじゃん。
なんでテレビ局やマスゴミが嫌われてんのかわかってないの?
価値なんててめえら企業で意図したり創造したってダメなんだよ。
市場にだしてから消費者さまが、本来意図していた方向とはまったくちがう評価で
価値固定を行ってくれるまで、下手なことやっちゃダメなんだよ。
・・・コイツの学問人生、全否定したくなってきたわW
60 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 06:01:37 ID:ydqFZr/3
>>59 下手なことしてる会社が多いから、価値作りとやらが下手と指摘したいんじゃないの?
>>1は?
62 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 07:01:33 ID:PxLqNTWR
ビルゲイツみたいに根性腐ってないからなー
>>59 >>なんでテレビ局やマスゴミが嫌われてんのかわかってないの?
一部の人間が離れ始めているとはいえ、まだまだ彼らの影響力は強いし大半の人は好んでテレビを見てるよ
2chの知識でしか語れないおまえの方がよほど独善的だ
64 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 08:16:39 ID:AOM1HFOd
すぐに安値合戦&すり減らし合いになる日本の市場構造は事実だと思うがな
根本は日銀が円を刷らないのが悪い
いくら商品で価値をあげてもそれに似合う円が流通していないと
絶対に売れない
日銀、日本をなめすぎ
広告が下手なんだよ。
どこも似たようなタレントが出てるだけ。
「うちの商品は、他と同じなので安売り合戦歓迎します」って言ってるようなもの。
じゃあ金儲けがウマイ連中は?って聞いたら、所詮、金融関係ぐらいだろ?
メーカーである以上、最後は値段競争に巻き込まれるよ。
製薬企業だって、クスリの特許が切れたとたんにジェネリックが登場して追い込まれる。
あるいはライバルがわざわざ参入してこないようなスーパーニッチは業界だな、日本は。
68 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 09:28:57 ID:vH9laqNg
>>1 ってたくさんしゃべってるけど何も言ってない話の典型だな。
>アップルの「iPhone」「iPod」や任天堂の「Wii」は典型例だ。それぞれ、最先端技術を誇る日本の携帯電話やソニーの「プレイステーション3」には技術面や機能面では劣っている部分が少なくない。
>機能的価値よりも意味的価値が重要なのだ。
はいはい、「日本の携帯電話やプレイステーション3」を買えば、
「iPhone」「iPod」や「Wii」ごときの持つ機能は全部含まれていて同じことがはじめから出来たのに、ですな。
機能は同等以上なのにブランドや宣伝という意味付けが上手いというだけで、ですな。
>イノベーション研究センター教授
こんな名称でこれ専門に研究して優に年収一千何百万な奴がこのレベルの論理でのご論説を開陳して原稿料ウハウハ。
たしかに、「機能的価値よりも「わしは国立大のイノベーション研究センター教授なのじゃ!」とかの意味的価値が確かに重要なのだ」w
年収1000万円以上は、この手の大衆向け原稿についた値段じゃなくて、
通常の研究と教育に対する対価なんだが、いったい何をいっとるのかね?
71 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 11:54:32 ID:3CBe943H
なげえよ
まとめると理系はすごくても文系が糞すぎるってことだろw
72 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 11:58:05 ID:evwLvo3z
>>7 >貧困層は日本よりかなり多いんじゃない?
フードクーポンで飢え死にする心配がないくらい太っていますな
価値を作る出す必要がないからやらないだけ。
74 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 12:06:36 ID:SXL5Vjqk
NECの半導体???
75 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 12:10:46 ID:WrKEoecI
老人が
「は?なにこれ?ふざけてんの?」
↑これが最大の原因
76 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 12:14:17 ID:xcA4blDT
プレステ3とかその典型だな。
Cellとかブルーレイとかオナニーすぎる。
77 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 12:16:09 ID:PxLqNTWR
高い奴って、車でもソフトウェアでも大半ユダヤがやってるから
彼らの真似をすればいいんだが、なかなか・・・。
バカな政治家が無償提供とか言い出すからだろ
79 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 12:30:33 ID:1W1porXq
おまえらの気に入らないことばっか言ってるけど、これは正論。
営業力が弱過ぎ
ホワイトカラーの生産性低過ぎ
81 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 13:53:28 ID:HZTNiL4f
価値観が海外と違うんだろうな
海外では当然得るはずの利益より社会的公共的利益、
従業員、それらに繋がる社会の安定を重視する日本社会
まあ、いまは変わってきてるけどw
簡単に言えば、いい物は作れるが売り方が下手くそってだけの話だな。
売り方の話だけじゃねーよ
製品を作る段階からもう間違ってるんだよ
コンセプトがあってそれを実現する技術を探すなり開発するなりするのが正しいあり方。
なんかおもろい技術ができたから商品化しよう
同じものを作るのにカイゼンしてなるべく人切って効率を上げよう
なんてバカなことをやっている限り何も状況は変わらないだろう。
84 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 14:35:38 ID:xESz1gwH
腕のいい大工がいかに良い家建てたか語り出したら、
こえーな。っていうか日本文化終わるな。
85 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 14:43:43 ID:tG3zrxHT
知恵や知識に金を払うのを惜しむ民族性だからなぁ。
だから多くの企業は物(単品)を作る事だけしか出来ないし、
一次産業は進歩が無く国際競争力が何時まで経っても付かない。
基本的に価値の創造が出来ない国だ。
なんとなく技術を作ってシーズになったら
乗っけてみるって感じだよね
きちんとマーケットのニーズに収束させるとか
潜在的ニーズを掘り起こすとか
あんま考えてない気がする
87 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 19:02:05 ID:6CHH1C7Z
その技術や価値を産み出す為に
MITがあるんじゃないのか?
仕事しないならMITは要らないじゃない
88 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2009/09/09(水) 19:28:00 ID:ddFd7mL8
もうイノベーションなんて技術者を教育転化工作して
いいようにあしらう口実に使われてるだけだし
89 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 19:38:53 ID:hnNb5y3V
正統な経営学の良識ある主張だ。
文系で最も社会情勢オンチの法学部なんか有り難がってサヨクに60年以上
翻弄され続けた日本人はこう言う意見をもっと吸収しなきゃヤバイ。
90 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 20:01:10 ID:ulDlqOx6
在日中国人のエコノミストがいってたな
日本人は将来中国の工場になると
貴方たちが先端技術を生み出し、商売の上手な我々が売るんです
ウィンウィンだと
91 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 20:04:15 ID:ulDlqOx6
社会主義団体は混乱そのものを目指してるからな
日本と韓国の労組はどちらも親北・中で構成されてる
わかりやすい尖兵だ
先日の双竜ストも仮設事務所から共産主義傾倒本がゴロゴロ出てきてる
これを持ち込んだの双竜労組じゃなく外部の上部組織、日本でいう連合(傘下に自治労、日教組、国公総連)
そして250億の負債を生み出した暴力ストに嫌気がでて、ここから脱退すると表明したばかり。
日本の学生運動と同じ構図だが、日本も派遣村や麻生邸宅襲撃労組のような形でやり方を変えてるだけ。
92 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 20:12:37 ID:ulDlqOx6
こういう研究は最近はじまったばかりじゃないかな
まだ研究成果がなくても仕方がないよ。
価値創造に着目したのは日本がパイオニアなので頑張って欲しい。
なんか勘違いしてるな
>>1 「ものづくり」は「価値創造=金儲け」のための1つの手段にすぎないだろ
シーズを作ればニーズが付いてくると過信してるから間違いを起こすんだろう
良い機会だ、シーズニーズという言葉は忘れなさい
95 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 20:50:19 ID:LxN+ZQnY
トヨタのJITが良い例だ、JITでコストが削れるがJITの実践には
膨大な管理コストが掛かる、そのコストを付加価値の増大に投入できれば
より一層の利益がでるはず、だからJITは相対的には見掛けほどの効果はない。
96 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 21:00:09 ID:LpLEDS3p
軍事力がないのが全ての元凶
「買わなければ殺す」これができる国が伸びる
これ世界の常識
北朝鮮を見てみろ。民が地獄を見ていても
あそこが生き残ってるのは核を手に入れたから。
「核開発しまくっててめぇらみんな泡吹かせてやるぜ」
ってやりだしたから、もう手に負えない
日本はどういうわけかそれができない。
正義を主張する者は、必ず悪の芯を握ってる。
悪の芯を掴めない者は、正義を唱え続けられない。
これは文明開闢のときから続く真実。絶望の真実。
勝つためには殺さなきゃならない。しかし日本は、
「敵と調和できず殺すような奴は育つ前に自害しろ」をやってる。
結果的に凶悪犯罪者は増えても、国としての武力は向上しない。
戦国時代ではないが、特性のある奴の育て方を間違ったのは確実。
今からやり出しても中国にのみこまれて終わり間違いなし。
97 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 21:38:29 ID:WTILCPhK
98 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 21:41:03 ID:s8DNC2O1
いろいろ提言あるけど一向によくならんな。
99 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 21:51:22 ID:xA0036zy
価値っていうんだけど、大半は情報弱者からの搾取や
DQNや年寄りからの搾取なわけで、
「モノグラム付きの財布を買えば幸せになれそうな気がする」
「茶色い砂糖水を買えばアメリカンスピリットが実感できる気がする」
みたいな「幻想を売る商売」って実業じゃないし、
「三方よし」に反するし。自分のとこだけあぶく銭稼げればいいっていうのは
日本じゃ長続きしないんじゃないかな。
「携帯を持つと幸せになれるかも」っていうのは成功してるかもしれないが。
100 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 21:56:06 ID:iit02W0E
収入が増加するロジックをちゃんと立てずに
”だろう”、”のはず”、”じゃないか”とか
気分でやっている
イノベーションと高付加価値商品の開発は、重なる部分はあっても
別の次元だと思うのだが。
商品そのものの競争力と、ブランド化による差別化も別の相にあって、
iPhoneやWiiはその両方を兼ね備えてるからこそ成功したわけで。
Wiiの場合は任天堂の提供するソフト群が前提だし、iPhoneはアップルが
提供するという期待感とプレゼンのうまさが初動に結びついたわけだし。
Kindleにしてもそうだけど、この辺の商品はコンセプトの対価というほうがすっきりするんじゃねえの?
技術を生み出すことと、商売をすることは言わばクルマの両輪でどっちかが欠けても立ち行かないのに、
商売がダメってことは、要は技術者以外の連中が穀潰しってことじゃん。
商売の仕方まで技術者に頼るなんて存在価値無い>トップ、営業、マーケの連中
103 :
名刺は切らしておりまして:2009/09/09(水) 22:09:31 ID:aB5NBprU
つまりイメージ創りがヘタクソと。イメージばかり先行すると朝鮮人みたいになるけど。
日本じゃマイナーな感が拭えないXbox360だけど、あれも実はコンセプトは
はっきりしてるんだよな。最初からネットワークを前提として展開してる。
故障率を考えるとあれだけどw
技術者はモノを作る能力はあるけど実際にモノを生産する指示を出すのは
商品企画を出す文系なんだからそこがどうにかしないと意味無い
日本の底辺崩壊、日本の技術、文化流出、つくり手側のエゴだらけ、
→ 日本沈没
こういうスレが伸びないのはおかしいので上げ、
そら伸びるわけがないよ。
イメージ作りが下手とか、的外れもいいとこなレスばかりだもの。
メーカーなんて安く大量に売りさばくことに特化してきたんだから仕方ないだろ
かといって、このままの体質でいいわけないぞ絶対に
とりあえずはイノベーション云々言う前に、業界の大再編が必要だな