【自動車】米エコカー助成制度による特需の反動は? 売り上げ増の一部は、今秋の需要を先取りしたもの (BusinessWeek)[09/09/08]

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1やるっきゃ騎士φ ★
ソースは
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20090907/204131/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20090907/204131/?P=2

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米国の8月の自動車の販売台数は、政府による新車買い替え助成制度が功を奏し、昨年9月以降初めて
100万台を上回り、好調な売り上げを記録した。
だが、助成制度が終了した今、自動車メーカー各社にとっては、今後の販売減少が懸念される。

9月1日、米自動車業界は、米市場の8月の新車販売台数が年換算で約1400万台の水準に急伸したと発表。
その原動力となったのが、燃費の悪い“ポンコツ車(clunker)”を低燃費の新車に買い替える消費者に、
3500〜4500ドル(約32〜42万円)の補助金を提供する米政府の新車買い替え助成制度だ。

米自動車大手フォード・モーター(F)やトヨタ自動車(TM)、ホンダ(HMC)、
韓国の自動車大手、現代自動車(ヒュンダイ)を筆頭に、メーカー各社の新車販売台数は、
助成制度の効果で大きく伸びた。

だが現在、米自動車市場では急激な需要増の反動が起こり、助成制度が終了した8月25日以降、
販売台数は年換算で800万台に落ち込んでいる。

米自動車情報サイト運営会社エドマンズ・ドット・コムのジェレミー・アンウィルCEO
(最高経営責任者)は、「8月は、今年最も販売が好調な月となったが、9月は一転して、最低になる
可能性がある」と語る。

助成制度の効果が特に顕著だったのは現代自で、8月の販売台数はプラス47%と大きく伸びた
(米調査会社オートデータ調べ)。フォードの販売台数は17%増、トヨタは10.5%増、ホンダは10%増、
マツダは12%増となった。また、韓国の起亜自動車は60%の大幅増を記録した。

一方、米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの2社の販売台数は、
前年同月比マイナスとなった。だが、GMのマーク・ラネーブ北米販売担当副社長によれば、
同社の8月の販売台数が前年比20%減となったのは、昨年8月にGM創業100周年を記念して
社員価格での値引き販売やトラックの大売り出しを行ったことも一因だったという。

GMは、今年8月の販売成績は、全般的に好調だったと見ている。ラネーブ副社長は、GMは1カ月ほど前に
破産法適用による民事再生手続きを終えたばかりで、1台当たりの販売奨励金を以前より
500ドル(約4万6000円)少ない3200ドル(約30万円)に抑えながらも、19.4%の市場シェアを
保ったと成果を強調する。

■秋以降の販売は大きく低迷する可能性も
だがGMも、ほかの自動車メーカーと同様、政府の買い替え助成制度が終了した今、新車販売台数の
落ち込みに苦しんでいる。しかも、この助成制度により、9月の需要の一部は既に8月に
取り込まれてしまったと考えられる。

GMの国際市場・業界分析担当責任者、マイケル・ディジョバンニ氏は、買い替え助成制度の下で
売り上げた70万台のうち約20万台は、今後数カ月分の需要を先取りしたものだと推計する。

-続きます-
2やるっきゃ騎士φ ★:2009/09/08(火) 15:32:07 ID:???
-続きです-
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政府の買い替え助成金のおかげで、フォードは8月、1台当たりの販売奨励金を451ドル(約4万2000円)
削減できた。その結果、フォードの販売奨励金は、少なくともここ2年以上で初めて、1台当たり
3000ドル(約28万円)を下回った。

フォードの販売奨励金は、1年前と比べ、約1800ドル(約17万円)も減少。
フォード幹部は、自社の車は適正な価格水準で販売されていると述べており、これは第3四半期の
業績を押し上げる好材料となりそうだ。

フォード車の中でも、小型車「フォーカス」とクロスオーバーSUV(多目的スポーツ車)「エスケープ」
の2車種は、助成制度の下で売れた車種の上位を占め、販売台数の伸びはフォーカスが56%増、
エスケープが49%増となった。

フォードの市場分析担当者らは、買い替え助成制度が実施されなかった場合、業界全体の8月の
米新車販売台数は年換算で1050万台の水準だったと推測する。以前の米自動車市場と比べると、
かなり低調な販売台数だが、年換算で約1000万台だった今年上半期よりは改善している。
これは、徐々にとはいえ、米経済が立ち直り始めている兆しとも言える。

クライスラーの販売台数は15%減となったが、その理由の少なくとも一部は在庫不足だ。
クライスラーは政府の買い替え助成制度に合わせ、自社でも同等の買い替え補助を行うと発表。
だがその結果、助成制度の対象車種が完売状態となり、同制度の実施期間中に売れる車の在庫が
尽きてしまった。

エドマンズのアンウィルCEOは、クライスラーほど深刻な在庫不足ではなくとも、多くの
自動車メーカーが今や同じような状況に陥っていると語る。同CEOによれば、在庫が逼迫しているため、
自動車販売店は価格交渉にはあまり応じようとしないという。

さらに、自動車メーカー各社も販売奨励金を削っているため、4〜6週間後に在庫が補充されるまで、
新車の店頭販売価格は高止まりすると見られる。販売価格は500〜1000ドル(約4万6000〜9万2000円)
値上がりし、買い替え助成制度による特需の反動とともに、需要を押し下げる要因になるだろう。

だがその後、米自動車市場は徐々に持ち直す公算が大きい。アナリストらは、今年第4四半期の
新車販売台数は年換算1050万台の水準に戻り、来年も徐々にだが、着実に回復が進むと予測する。

-以上です-
依頼を受けてたてました。
3名刺は切らしておりまして:2009/09/08(火) 16:35:58 ID:PApZ9f9w
エコ詐欺
4名刺は切らしておりまして:2009/09/08(火) 16:42:02 ID:lDJmlgOG
最初から需要先取り上等での助成制度だったんじゃないの?
その間に景気が回復すると言う読みでやったんでしょ?
確かに景気は上向いてきたな。この先どうなるかは知らんが。
5名刺は切らしておりまして:2009/09/08(火) 16:44:56 ID:UjzoEZwM
世界バブルは終わっちゃたし日本と同様もう二度と来ないよ。
つーことは成金目当てに立ち上げたラインは減価償却も終わらずに終わりを迎えるって事。
がんばってせいぜいシナに売国してくれ、性根の腐った商人どもよ。
6名刺は切らしておりまして:2009/09/08(火) 16:48:28 ID:lDJmlgOG
つかなんで中国ってあんなにバブってるの?
完全に日本の昭和バブル状態だけど。
7名刺は切らしておりまして:2009/09/08(火) 20:37:43 ID:pE8T+VDV
>>6
金をばらまいてるのと、相場が上がるという人々の期待が大きいから。

適切に処理できれば、そんなに悪いことはないんだけどね。
少なくともバブル恐怖症で、万年不況政策の日本よりはマシw
8名刺は切らしておりまして
在庫がなくなった方がマシ