米不動産情報大手の日本法人、シービー・リチャードエリス(CBRE、東京・港)は1日、
東京都内の主要な商業地に建つ店舗の賃料相場をまとめた。
賃料が最も高かったのは銀座で、3.3平方メートルあたり10万〜23万円となり、前年調査に
比べて下限、上限ともに約2万円値下がりした。
銀座、表参道・原宿・青山、新宿、渋谷、池袋の5地域で、大通り沿いの1階テナントを対象に、
募集事例や仲介実績から相場を推計した。銀座は高額賃料の相場を維持してきた高級ブランドの
新規出店が鈍り、賃料が下落。一方、新宿は10万〜20万円で、前年並みを維持した。
「駅の乗降客が多く、旺盛な需要が保たれている」(リテールサービス部)という。
池袋は6万〜12万円で、下限が1万円下がり、価格の幅が広がった。
今後の賃料相場については「多店舗展開しているテナントが店舗数を有力な地域に絞るなど
店舗需要が伸び悩み、既存店の出店意欲が弱い。賃料が上昇するにはまだ時間がかかる」(同)
としている。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090901AT3K3100Q31082009.html 依頼を受けてたてました。