【NQNニューヨーク=海老原真弓】UBSのアナリストは8月28日付で、インテルの目標株価を
従来の21ドルから24ドルに引き上げた。インテルが同日に7〜9月期の業績見通しを引き上げた
ことを受けた措置。投資判断は「買い」で据え置いた。
インテルは7〜9月期の売上高見通しを従来予想(85億ドルプラスマイナス4億ドル)から
90億ドルプラスマイナス2億ドルに引き上げ、粗利益率も上方修正した。UBSのアナリストは、
インテルが引き上げの理由にMPU(超小型演算処理装置)やチップセットの需要が予想以上に
あることを挙げたことなどから、インテルの新学期セールは堅調だとみている。
前週に5〜7月期決算を発表したパソコン大手デルが、米企業の情報技術(IT)投資が
2010年に改善しパソコン買い替え需要が増えるとみることと併せ、インテルの売上高が
10年に伸びると予想する。長期的な視点から目標株価の引き上げを決めた。
そのほか、ウェドブッシュ・モルガン証券のアナリストは31日付で、インテルの
目標株価を従来の21ドルから24ドルに引き上げた。
▽News Source NIKKEI NET 2009年09月01日07時32分
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090901AT3L0100801092009.html ▽関連
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